一人暮らし

失敗しない模様替え│部屋の雰囲気を変えるレイアウト・配置のコツと手順を紹介

2022年1月13日

模様替えで部屋の雰囲気を変えるレイアウト・配置のコツと手順

年末の大掃除や季節の変わり目に、部屋の模様替えをしてみませんか?

部屋の雰囲気を変えて気分転換をしたり、いらないものを断捨離したり、模様替えにはいろいろなメリットがあります。ただ、いざ模様替えを始めてみると、「どこから手を付ければいいかわからない」「模様替えする前とあまり変わっていない」といったことも多いのではないでしょうか。

この記事では、部屋の模様替えをするときに注意すべきポイントや手順、おしゃれな部屋にするための家具を配置するコツを紹介します。生活や家事の導線を意識してレイアウトすれば、実用性に優れた部屋作りにつながるのでぜひ参考にしてみてください。

あわせて読みたい

一人暮らしの大掃除の手順とやり方を紹介
年末年始はこれで完璧! 一人暮らしの大掃除の手順とやり方

続きを見る

部屋の雰囲気を変えることの効果

部屋の中に配置する家具や家電のレイアウトを変え、生活する導線をうまく整理すると、普段の生活における快適さがグンと良くなります。

今までは「なんか窮屈な感じがする」「モノが多くて狭く感じる」と思っていた部屋が広く感じるようになったり、レイアウトを変えたことで生まれたスペースで収納を充実させることもできます。移動するための導線がスムーズになることで掃除もしやすくなりますね。

また、部屋の中に置くインテリアを少し変えることでも、部屋の印象は今までとガラッと変化します。部屋の雰囲気が変われば、気分転換にもなります。

模様替えをするときに気をつけること

部屋の模様替えには、気をつけるべきポイントがあります。ここでは失敗しない模様替えのために押さえるべき注意点について解説します。

家電や間接照明の配線に注意する

間接照明は、部屋を落ち着いた雰囲気にする効果があります。人気がある間接照明ですが、いざ設置しようとするとその配線に困る場合が多いです。おしゃれな間接照明ですが、コンセントから長く伸びる配線が部屋の中を這っていては興ざめですし、生活導線のじゃまになることもあります。最近は、消費電力が少ないLEDライトを使ったコードレスの充電式間接照明スタンドがあるので、コードレスタイプを購入するのがおすすめです。

ウォールステッカーを貼らない

多くの通販サイトで手に入るウォールステッカーを使って部屋の模様替えを考えている方は、購入前に部屋の印象に合うかしっかり確認してみましょう。写真で見るとおしゃれなウォールステッカーと思っていても、いざ購入して実物を見ると想像していたものと違っていることがあります。

おしゃれなソファや家具を配置したリビングの壁にウォールステッカーを貼ってしまうと、どうしても子供っぽく感じてしまいます。また、ウォールステッカーはきれいに剥がせないことがあるので、賃貸物件の部屋の壁に貼るのはおすすめできません。

色を使いすぎない

部屋の模様替えをする際には、色の使い過ぎに注意しましょう。色を使いすぎると統一感が損なわれ、落ち着かない雰囲気になってしまいます。一般的には、部屋の色の数を3つに分けるのが良いとされています。ベースの色となる壁・床・天井などが70%程度、カーテン・家具などのメインの色を25%程度、クッション・花などのアクセントに使う色を5%程度になるようにします。たとえば、ベースとなる色が茶色の場合には、カーテンや家具の色は基本的にどのような色を選択しても合います。クッションなどでアクセントになる色を選べば、部屋全体が引き締まった雰囲気になります。

小物を置きすぎない

部屋の中に小物を飾りすぎるのは避けてください。小物を飾った場所だけをとってみれば、かわいかったりおしゃれだったりするかもしれませんが、部屋の雰囲気がまとまりなく雑然とした印象になることがあります。リビングの棚などに複数の小物を飾る際には、小物の間の空間をたっぷりとって、余裕のある落ち着いた雰囲気になるように配置するようにしましょう。

部屋の模様替え・おしゃれな部屋作りのコツ

せっかく模様替えするのであれば、おしゃれな部屋に仕上げたいものですね。ここでは、部屋の模様替えでおしゃれな部屋を作るためのコツについていくつか解説します。

まずは間取りを確認してレイアウトを決めよう

計画を立てずに部屋の模様替えを開始すると、家具や家電などの配置が行き当たりばったりで、生活のための導線がうまく確保できなかったり部屋の雰囲気が悪くなったりしてしまいます。

部屋の模様替えでは重い家具などを移動するのでかなりの体力が必要になりますから、効率よく作業することが大切です。部屋の模様替えを始める前に部屋の全体像をしっかり理解し、計画的に模様替えを行うようにしてください。

最初にやるべきは、部屋の見取り図の作成です。見取り図には、部屋の各場所の細かなサイズを書き込みましょう。また、コンセントの位置や、照明のスイッチの位置、出入り口の位置などもあわせて書き込みます。作成した部屋の見取り図上で、模様替え後の家具や家電製品の位置などを十分に検討してから移動作業を開始するようにします。

おすすめの配色は? カラーコーディネートを理解しよう

部屋の雰囲気を決めるのがカラーコーディネートです。部屋の壁・天井・床などの内装の色を変えることは難しいので、家具やカーテン、クッション、小物などに好きな色を選んでいく方法がおすすめです。

部屋の主役となるソファなどの大きな家具やカーテンの色を決めたら、その周辺に置くクッションなどにはアクセントとなる色を選択します。たとえば、ソファなどの色に溶け込む色ではなく、赤と緑、青と橙、黄と紫などのように、補色となる色を選択するとよいでしょう。クッション以外にも小物や絵画、花瓶などの飾りにアクセントとなる色を使うのもよいですね。

また、部屋が狭い場合には、壁や天井、カーテンなどに後退色と呼ばれる青や青緑などの寒色系の色や、濃い茶や緑などの明度が低い色を使うことで、部屋を実際よりも広く感じさせることができます。

小物や観葉植物で部屋をおしゃれに

棚などに飾る小物は、模様替えのアイテムとしてとても便利です。季節やその日の気分で気軽に置く場所を変えてみたり、アレンジや組み合わせを変えたりすることが簡単です。

また、部屋の中に植物を置くことで、殺風景な部屋の雰囲気にみずみずしさや温かみを加えることができます。観葉植物にはたくさんの種類がありますし、鉢植えやプランター、花瓶などバラエティーも豊富です。流行りのエアプランツを利用すれば水やりの心配もありません。

間接照明を利用して雰囲気を演出

おしゃれな部屋を演出するなら間接照明が効果抜群です。たとえば、部屋の中に複数台の小さめのスタンドライトを配置することで、空間に動きを与えることができます。また、天井や壁を照らす間接照明を使うことで、奥行きを感じさせたり、立体感が生まれたりします。

さらに間接照明は、部屋の雰囲気を落ち着いたものにするのでリラックスして過ごしたいときにはもってこいです。壁だけを照らす間接照明を使えば、部屋の広さを実際より広々と感じさせてくれるので、開放感を感じることもできます。天井だけを照らす間接照明は、部屋の床のほうをほの暗く演出できるので、落ち着いた空間を作ることができます。床だけを照らす間接照明の場合は、非日常的な感覚を与えてくれます。

家具家電の配置のコツ

ここでは、家具や家電製品を部屋の中に配置・レイアウトするときのポイントや、生活しやすい空間や狭い部屋を広く見せるコツについてもあわせて解説します。

生活の導線に合わせて配置する

部屋の中を人が通るルートのことを導線といいます。部屋の見取り図を使って家具の配置を考えるときには、導線がちゃんと確保されているかを確認しましょう。導線上に家具を配置してしまうと、移動する際にじゃまになって生活しづらくなります。

導線の幅としては、最低でも人ひとりが通るために必要な60cm前後の幅を確保できるようにします。家族が頻繁に通る導線は、2人がすれ違える90cm~120cm程度の幅を確保するとよいでしょう。

家具や家電はなるべくテイストを揃えて分散させない

家具や家電製品を無造作に置くと、部屋全体が雑然とした雰囲気に感じられてしまいます。隣り合う家具や家電製品などの高さや色が揃っていないと、統一感がなく粗雑な印象を与えます。家具や家電製品を並べて置く場合には、高さや奥行、できれば色や素材なども揃えることが望ましいでしょう。

また、部屋の中に置く家具や家電製品が占める床面積は、部屋の総床面積の3分の1以下に抑えるとよいでしょう。ソファやベッドなどの大型の家具を壁ぎわに置くことで、部屋を広く見せる効果があります。

視線の抜けを意識する

ソファやダイニングチェアに座った状態で部屋の中がどのように見えるかで印象が大きく変わります。たとえば、食事をする際に散らかった台所が目に入ると落ち着かない印象を与えます。

視線の抜けを意識して、部屋を見渡したときに視線を遮るものがないように家具や家電製品の配置を決めたり、ポスターや絵画などといった自然に視線が集まるフォーカルポイントを部屋の中に作ったりすることで部屋が広く見えるとともに、開放感を感じることができるようになります。

【場所別】部屋の模様替え・家具配置テクニック

ここでは、模様替えの際に役立つ部屋ごとの家具や家電製品を配置する際のちょっとしたテクニックをいくつか紹介します。

リビングの家具の配置のコツ

リビングの家具といえばソファですね。リビングの模様替えでは、ソファの配置を中心にして、リビングテーブルやテレビボードなどの周辺の家具や家電製品の配置を決めます。

ソファの配置方法

ソファの配置は、ソファの大きさや形、部屋の広さによってさまざまなパターンがありますが、スタンダードな配置としてはI型(並列型)、対面型、L字型の3つのパターンがあります。

大型テレビに対して平行にソファを配置し、テレビとソファの間にテーブルを置くのが省スペース向けのI型です。対面型は、二組のソファを向かい合わせに配置して間にテーブルを置くので、広いスペースを確保する必要があります。L型型は、二組のソファをL字に配置して真ん中にテーブルを置き、ソファの間にサイドテーブルを配置します。

テーブル・テレビとソファの間隔に注意

ソファとテーブルの間隔は45cm~50cm程度が必要です。またI型のソファ配置の場合、テーブルからテレビボードまでは最低でも60cm以上の間隔をあけてソファの正面に配置しましょう。

座ったときの視線の方向も確認

配置の仕方によって、ソファに座った状態での視線の広がり方が変わるので、視線の向きを考慮してソファを配置するようにしましょう。

特にリビングとダイニングがひと続きの部屋の場合、ソファに座った状態でキッチンやダイニングが丸見えにならないように向きなどを工夫することが大切です。

寝室家具・ベッドの配置のコツ

ここでは、寝室のレイアウトのコツについて解説します。寝室の場合、ベッドが占める面積が大きくなります。そこで、ベッドのサイズや配置を決めてから、残りのスペースに余裕があれば必要に応じて家具を買い足すのがよいでしょう。

寝室は、寝るためだけの部屋ではなくて、疲れを癒しくつろぐための大切な空間です。家具を配置する際には、導線や動作の妨げとならないように十分にスペースを確保するようにしましょう。

薄暗い寝室の中を移動するために通路の幅は広めにとります。ベッドメイキングがしやすいようにベッドの両サイドには50cm以上のスペースを設けます。着替えや身支度がしやすいようにクローゼットの前には90cm以上の空間を作れるように配慮しながら、家具の配置にゆとりを持たせるようにします。

衣替え・大掃除のついでにお部屋のレイアウトを変えて気分転換を!

いかがですか。季節の変わり目に行う衣替えや年末の大掃除のタイミングなど、きっかけを作って思い切って部屋の模様替えを実行してみませんか。おしゃれな家電なども取り入れることで、よりスタイリッシュですてきな部屋を作ることができますよ。家電製品の購入に迷ったときには、家電レンタルがおすすめです。

\\好評! 家電レンタル3点セット//

家電レンタルならAQレントがおすすめ

業界最安値挑戦中! 月額980円~

-一人暮らし
-