一人暮らしにおいて、洗濯という作業は必要不可欠です。またその方法には「洗濯機を使う」「コインランドリーを利用する」などの方法があり、一人暮らしを始めるにあたりどちらを利用するか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では洗濯機とコインランドリーそれぞれの特徴などについて解説し、さらに費用面の比較をしていきます。洗濯機の購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
洗濯機の機能とは
家事の時間を大幅に短縮
洗濯機の主な機能は、自動で洗い・すすぎ・脱水、機種によっては乾燥まで行ってくれます。この機能により洗濯機作動時は他のことを同時進行でできるので、時間の有効活用が可能になります。
洗濯機がもたらした時代の変化
洗濯機が開発されるまでは「洗濯作業」は、数多い家事の中でも最も負担が大きく、大変時間もかかってしまうものでした。
しかし、この「洗濯機」の登場により家事でかかる労力が軽減され、生活様式の変化へとつながっていったのです。
現在洗濯機は、さまざまな便利な機能を持つものが多数開発されており、その進化はとどまるところを知りません。
洗濯機が不要という意見もある?
このような便利な機能を持つ洗濯機ですが、現代の生活に必ずしも必要かというとそういうわけでもないようです。
1人暮らしではコインランドリーや手洗いで十分洗濯機の代用も可能ですので、洗濯機を購入しないというケースも多く見受けられます。
洗濯機を購入しない場合の費用はどのくらい?
仮に洗濯機を購入しないとしても、それ以外の手段で洗濯にかかる費用や、コインランドリーの使用でかかってしまう手間や費用など考慮しておくべきでしょう。
ここからは実際にコインランドリーや手洗いでかかる労力や、経費などについて紹介していきます。
コインランドリーを使う場合の費用相場
コインランドリーの1回の利用料金は、200~400円が相場で、乾燥機は10分100円が相場です。コインランドリーを1週間につき2回程度利用すれば、1ヶ月で最低でも8~9回程度は使用することになります。
もし一度の乾燥機の使用を10分として、1ヶ月に9回洗濯したとすれば最低でも2,700円もかかり、夏などの洗濯量が増える時期は洗濯回数が増えてしまうためさらに費用がかかってしまうでしょう。
コインランドリーの使用におけるメリットは?
コインランドリーは洗濯機や手洗いと違い、乾燥までのすべての作業を自動で行うため、洗濯物を1回の洗濯の部屋干しなどで1枚1枚干す手間もかからず、大きな時間の短縮につながります。
どうしてもコインランドリーのある場所まで行く手間だけがかかってしまいますが、総合的に考えればかなり労力が軽減されるでしょう。
雨天時などに、すぐにでも乾かしたい衣類がある場合は部屋干しよりもコインランドリーのほうが早く仕上がるため、おすすめです。
布団などの大きな衣類は、コインランドリーで洗濯・乾燥を同時に完了させることをおすすめします。家で布団などを洗うと、洗濯だけではなく乾燥させるにも労力と時間がかかり、しかも部屋干しなどを行う際にはかなりのスペースが必要になってくるからです。
布団などの大きい衣類は、コインランドリーで洗濯と乾燥を同時に行えばかなり労力が軽減され、楽に洗濯ができます。洗いにくい敷布団や掛け布団などは、定期的にコインランドリーで乾燥機能を使用し乾燥を行えば、ダニや雑菌などの繁殖も抑え、清潔に保つことができます。
このような特徴を活かし定期的に乾燥のみを行うのもいい方法でしょう。
コインランドリーの使用が向いている人
コインランドリーの使用が向いている人のポイントは、「普段着のストックをある程度持っている人」や「近場にコインランドリーがある人」です。
洗濯する服をできるだけ溜めてからまとめてコインランドリーで洗濯すれば洗濯のコストを最小限まで下げることができます。衣類をまとめて洗う分普段着のストックも多く必要ということになります。
また洗濯物をコインランドリーまで運ぶ必要があるため、洗濯機の代わりにコインランドリーを利用する場合はなるべくコインランドリーが近くにある部屋に住む必要があります。
このような観点から、コインランドリーの使用は1回で大量に洗濯をして、できる限り洗濯回数を少なくするのがいいでしょう。
手洗いで洗濯の場合
手洗いの場合は、お風呂の残り湯を使用する方法が一般的で、この方法だと水道代はかからず、費用は洗剤代のみとなります。そのため洗濯機やコインランドリーと比較するとかなり費用の節減になり節約にもつながっていきます。
簡単な洗濯方法は、浴槽内に水やお湯を溜めて洗剤を溶かして踏み洗いをするという非常にシンプルな方法があります。しかし、洗濯後のすすぎ、脱水などに非常に手間がかかってしまうので、普段から手洗いをしている人でも脱水は洗濯機で行う人が多いようです。
手洗いは普段着をあまり持っていなくて、時間に余裕があって洗濯ものをあまり溜めこみたくない人などに向いている洗濯方法でしょう。
しかし一人暮らしの場合でもかなり時間がかかってしまう洗濯方法であるため、あまりおすすめできる方法とは言えません。
洗濯機とコインランドリー、どちらが経済的?
1年間一人暮らしをした場合の洗濯機とコインランドリーの費用を計算してみましょう。
単身向けの洗濯機であれば、4万円程度で機能的には十分な洗濯機を購入できます。コインランドリーは1回行くと最低でも300円程度かかるので、週に2回として月に8回通うと2,400円、1年間通うと28,800円もかかってしまいます。
洗濯機では最初の購入費用などが高値になってしまい、コインランドリーの場合は洗濯物を運ぶ手間があるうえに年間計算すればかなりのコストがかかってしまいます。
ではどのような洗濯方法がいいのでしょうか?
1人暮らしの洗濯費用のコスパ向上なら、洗濯機のレンタルもおすすめ
ここまでは洗濯において洗濯機購入の場合とコインランドリー利用時の費用の比較・検証を行ってきました。
その結果として「洗濯機購入は最初にお金がかかってしまう」「コインランドリーは長期的にお金がかかって毎回手間がかかる」と、どちらもメリット・デメリットはあるようです。
どちらのデメリットも気になる方には「家電のレンタル」がおすすめです。
家電レンタルなら定額料金で好きな家電を利用することができるため、レンタル期間によっては新品を購入するより費用がかからずに済みます。購入するときも事前にレンタルを利用すれば、気軽に機能を試すことができますよ。
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