チャイルドシート

チャイルドシートを処分するときの捨て方や費用は? 買い替えるならレンタルもおすすめ!

6歳未満の子どもに着用義務があるチャイルドシートですが、子どもが大きくなると使わなくなるため処分しなければなりません。いざ不要になったときに、処分方法に悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はチャイルドシートの捨て方や費用について、わかりやすく解説していきます。さらにお子さんの成長に合わせてチャイルドシートを買い換える場合におすすめな、レンタルサービスについても紹介するのでぜひご覧ください。

チャイルドシートの着用義務期間は? いつまで使う?

大切な子どもの安全を守ってくれるチャイルドシートは、道路交通法で「6歳未満」まで着用を義務付けられています。

また、車のシートベルトは設計上、140cm以上の身長でないと正しく着用できません。そのため法的な義務がなくなった6歳以降も140cmに達するまでは、安全を確保するためにチャイルドシートを着用したほうが良いでしょう。

チャイルドシートの捨て方・処分方法

子どもの成長とともに不要になったチャイルドシートの処分方法は、以下の7つです。

  • 不燃ごみとして廃棄する
  • 粗大ごみとして廃棄する
  • 不用品回収業者に依頼する
  • フリマアプリやオークションサイトで売る
  • リサイクルショップに売る
  • 知人に譲る
  • 施設や団体に寄付する

それぞれ手間や費用などが異なるため、あなたのご家庭に適した方法で処分しましょう。

不燃ごみとして廃棄する

チャイルドシートは、解体すれば不燃ごみとして廃棄することができます。自治体によっては可燃ごみや資源ごみとして処分する場合もあるので、お住いの地域の分別ルールを確認してください。

解体にはドライバーや、プラスチックを切断する道具が必要になります。不燃ごみとして廃棄できれば処分費用はかかりませんが、かなりの重労働になりますし、ケガの危険もあるので注意して作業しましょう。

粗大ごみとして廃棄する

チャイルドシートはかさばるので、そのまま処分するのであれば基本的に粗大ごみになります。ただし粗大ごみとして分別する定義は各自治体によって異なり、一部の地域では回収できないこともあります。

まずはお住いの地域の分別ルールを確認しましょう。処分費用もさまざまですが、数百円で済む場合がほとんどです。

粗大ごみとして処分する場合は、事前に電話やネットで申し込みする必要があります。収集日が決まったら、最寄りのコンビニや郵便局などで粗大ごみ手数料を支払い、収集日時までに指定場所にシールを貼ってごみを出しましょう。

また自治体によっては「クリーンセンター」に直接持ち込んでの処分ができる場合もあります。事前予約や利用方法は電話・ネットで問い合わせてください。当日は自治体に住んでいることを確認できる身分証明書が必要になります。忘れずに持参しましょう。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼すれば、自治体のごみとして回収不可だった場合も処分できます。自宅まで引き取りにきてくれるので手間がかかりませんし、他の不用品もまとめて回収してほしい場合に便利です。費用が数千円程度かかりますが、手続きや運ぶのが面倒な方、すぐに処分したい方にはおすすめですよ。

フリマアプリやオークションサイトで売る

チャイルドシートが比較的キレイで状態の良い場合は、フリマアプリやオークションサイトで売れることもあります。送料が自己負担となる場合もありますが、自由に価格設定できるのがメリットです。リサイクルショップで買い取ってもらえなかったものでも、売れる可能性があります。

ただし商品の保管や出品作業、梱包、発送、取引メッセージのやりとりなどすべてを自分で行わなければなりません。またチャイルドシートは大型の荷物なので、送料が高くつきます。安く出品すれば売れやすくなりますが、送料を差し引いたらほとんど利益がなかった……ということもあります。価格を設定する際は気を付けましょう。

リサイクルショップに売る

チャイルドシートの状態が良く、年式が比較的新しい場合は、リサイクルショップなどで買い取ってもらえる可能性があります。年式の目安は5年程度です。チャイルドシートの耐用年数は5~6年と言われているため、それ以上古いものは買い取ってもらえないこともあります。

すぐに売却できるのがメリットですが、フリマアプリなどで直接売買するよりも買い取り価格は低い傾向にあります。食べこぼしやシミなど、汚れていると査定額が低くなるため、キレイに掃除してから査定してもらいましょう。

知人に譲る

身近に赤ちゃんがいる知人などがいれば、譲るという方法もあります。すでにチャイルドシートを購入しているご家庭でも、車を複数台所有している場合や実家に置いておく用など、もう1つあると便利なケースもあるので声を掛けてみましょう。

施設や団体に寄付する

まだ使えるのに周りに譲れる人が居ない場合は、寄付するのも1つの手です。地方自治体やさまざまな施設・団体でチャイルドシートの寄付を募っています。不要になったチャイルドシートを有効活用したい、社会貢献に協力したいと考える人は検討する価値があります。

近所に寄付できる団体がある場合は、直接持ち込みできる場合もあるので確認してみましょう。

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チャイルドシートを買い替えるならレンタルサービスもおすすめ

チャイルドシートは子どもの成長にあわせて買い換え必要で、そのたびに数万円の購入費用と処分の手間がかかってしまいます。選ぶ商品によっては使用できる期間が短いため、レンタルサービスを活用するのもおすすめです。

出産準備でベビー用品にかかる購入費用は、10~15万円ほどと言われています。高機能な商品を選べばさらに高額になることもあるでしょう。

レンタル品の多くは有名メーカーの商品です。安くて使いにくい商品を購入して後悔するより、使い勝手の良いメーカー品をレンタルしたほうが賢い選択かもしれません。

ここからはチャイルドシートの種類や使用期間について、さらにチャイルドシートをレンタルするメリットを紹介します。

チャイルドシートの種類

チャイルドシートは大きく分けると乳児用・幼児用・学童用の3種類です。すべての種類を総称して「チャイルドシート」と呼ぶことが多いですが、厳密にいえば乳児用がベビーシート、幼児用がチャイルドシート、学童用がジュニアシートという分類になります。

種類 対象年齢 身長/体重 特徴
乳児用 新生児~1歳頃 身長70cm以下
体重1kg未満
首が据わっていない乳児を寝かせられるタイプ
幼児用 1歳~4歳頃 身長65~100cm
体重9~18kg
首が据わり、1人座りができる頃から使用できるタイプ
学童用 4歳~10歳頃 身長135cm以下
体重15~36㎏
シートベルトを正しく着用できるよう、高さを補うタイプ
乳児幼児兼用 新生児~4歳頃 身長100cm以下
体重18kg以下
乳児用・幼児用を兼用できるタイプ
(※乳児期は後ろ向きで使用、幼児期は前向きで使用)
幼児学童兼用 1歳~10歳頃 身長65~135cm
体重9~36kg
幼児用・学童用を兼用できるタイプ
乳児幼児学童兼用 新生児~10歳頃 身長135cm以下
体重36kg以下
乳児用・幼児用・学童用すべてを1台で兼用できるタイプ

それぞれの対象年齢は上記の表の通りで、シートベルトを安全に装着できる身長140cmになるまでにはチャイルドシートの買い替えが必要な場合がほとんどです。基本の3種類のほかにも、2つの期間を兼用できるタイプや、買い換えせず1台ですべての期間を使用できるタイプもあります。

ただし兼用タイプは本体が大きく、赤ちゃんが小さい頃は体にフィットしにくいこともあるため注意しましょう。

チャイルドシートを借りるメリット

チャイルドシートは使用期間が限られているので、レンタルしたほうが便利でお得な場合があります。ここではチャイルドシートを借りるメリットを4つ紹介します。

買うより安い価格で使うことができる

使用期間が短い場合は、レンタルしたほうが買うより安い場合があります。ただし長期間借りると購入費用よりレンタル料金のほうが高くなってしまうので注意しましょう。使用期間が短い乳児用のベビーシートはレンタルに向いていると言えます。

乳児幼児兼用を購入しても良いですが、首すわり前の赤ちゃんは骨格が未発達なため乳児専用のほうが安心です。レンタルで済ませれば捨て方を気にしなくていいですし、費用も抑えられますよ。

不要になったときの処分に困らない

レンタルであれば、不要になったら手続きして引き取ってもらうだけでOK。粗大ごみの手配や売りに行くなどの面倒な手間は一切ありません。せっかく購入しても、処分費用がかかってしまうこともありますし、フリマアプリで売っても送料が高くついて利益にならないこともあります。

レンタル費用がある程度かかっても、処分するときの手間や費用を考えたら購入するよりもお得かもしれませんよ。

購入前のお試しや使い勝手の比較ができる

気になるアイテムを購入する前に、使い勝手をお試しするためにレンタルするのも1つの手です。商品の使い心地は、実際に使用してみないとわかりません。チャイルドシートは比較的高額なため、買ってから後悔するのは避けたいですよね。まずは短期間レンタルしてみて、気に入った機種があったら購入するのがおすすめですよ。

旅行や帰省のときだけ使える

旅行や帰省のときなど、短期間だけ使いたい場合もレンタルが便利です。自宅用と実家用に2つ購入する方も多いですが、たまにしか使わないのに数万円の出費はかなりの負担ですよね。レンタルであれば必要なときだけ借りればいいので、節約になります。

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買い替え・処分の手間も考えてチャイルドシートを準備しよう

チャイルドシートの捨て方にはさまざまな方法があります。手っ取り早く処分したいのであればごみとして出せば良いですが、まだまだ使えそうなのに捨てるのはもったいないと感じる方もいるでしょう。

そんなときは今回紹介した通り、リサイクルショップやフリマアプリを利用したり、譲り先を探したりしてみてください。チャイルドシートの処分方法にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合った方法で処分しましょう。

子育てに役立つ豆知識をお届けしているAQレントでは、ベビー用品のレンタルサービスを提供しています。チャイルドシートやベビーベッドのようなベビー用品は使用期間が短いので、できれば費用を抑えたいですよね。また使わないときの収納や不要になったときの処分も大変です。レンタルを活用すれば必要なときだけ利用できるので、初期費用や処分の手間が省けて便利ですよ。

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