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赤ちゃんのつかまり立ちはいつから? 練習におすすめのアイテムや安全対策について解説

首がすわったと思ったら寝返りを打てるようになり、あっという間にお座りができるようになるなど、赤ちゃんは数ヶ月の間に目まぐるしい成長を遂げます。そして1人で歩けるようになる前の重要なステップとなるのが「つかまり立ち」です。

今回は、つかまり立ちはいつ頃から始まるのか、また赤ちゃんのつかまり立ちの練習に便利なアイテムや注意点を紹介します。

赤ちゃんがつかまり立ちをするのはいつ頃?

一般的に、赤ちゃんはおすわりができるようになった後ハイハイをするようになります。そして足腰の筋肉が発達するとできるようになるのが「つかまり立ち」です。

ただし、なかにはハイハイをする前につかまり立ちを始める赤ちゃんもいます。発達スピードは赤ちゃんによってさまざまですが、つかまり立ちはいつ頃からできるのでしょうか?

つかまり立ちとは?

つかまり立ちとは、赤ちゃんが手の届くところにある何かにつかまり、自分の力で立ち上がることを指します。赤ちゃんが1人歩きするための第一歩です。手や足腰に力がついてきて、立ち上がることに興味を持つと徐々にできるようになります。

赤ちゃんのつかまり立ちはいつから?

つかまり立ちの平均で9ヶ月~10ヶ月頃にできるようになる子が多いとされていますが、大きな個人差があります。厚生労働省の調査では11ヶ月~12ヶ月までには9割の赤ちゃんがつかまり立ちできるとされていますが、早いと6~7ヶ月頃、遅いと1歳になる頃始める子などさまざまです。

なかなかつかまり立ちを始めないと不安になるかもしれませんが、過度な心配はいりません。赤ちゃん自身のペースで発達しているので、そっと見守ってあげましょう。

練習は必要? つかまり立ちをしない原因

先ほど紹介したように、赤ちゃんの発達スピードは個人差があります。そのためつかまり立ちをなかなか始めなくても、他に気になる点がなければ問題ないでしょう。

赤ちゃんは「やってみたい」という好奇心が芽生え、新しいことに挑戦することで成長していきます。そのためつかまり立ちを始めるのが遅い子は、はじめてのことに慎重になる性格であったり、立つことに興味がなかったりといった場合があります。

また、お座りをして指先を使って遊ぶのが好きであったり、ハイハイが好きであったりといったケースもあります。いずれにしても赤ちゃんのペースで発達しているので、無理につかまり立ちの練習をさせなくても大丈夫ですよ。赤ちゃんが楽しんでできる範囲で、足腰の筋肉を動かしてあげましょう。

つかまり立ちしやすい環境を作ってあげることも大切です。ローテーブルやソファ、ベビーサークルやつかまって遊ぶおもちゃなどを周囲に設置してあげると良いですよ。

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つかまり立ちの練習におすすめのアイテム

赤ちゃんが自ら「つかまり立ちしたい」という意欲を引き出す工夫をすれば、楽しく練習できます。ここではつかまり立ちの練習に適したおもちゃや便利アイテムを紹介します。

手押し車

つかまり立ちから1人歩きの練習までできる「手押し車」。押すと進み、なかにはおもちゃが動いたり音が鳴ったりなど楽しい仕掛けがあるので、赤ちゃんが興味を持ち楽しく練習できるアイテムです。

重量があって安定性が高い木製や、変形しておすわり期も遊べるなど使い勝手の良いプラスチック製などがあります。

つかまり立ちに十分慣れるまでは、転倒しないようにママパパが補助してあげましょう。転倒防止ストッパーが付いている商品を選ぶのもおすすめです。段差でつまずいたり、家具にぶつかったりすることもあります。家具の配置など、室内を遊びやすい環境にするのはもちろん、赤ちゃんから目を離さないように注意しましょう。

テーブル型のおもちゃ

仕掛けがついた「テーブル型のおもちゃ」も、赤ちゃんが興味を持って立ち上がるきっかけになります。さらにテーブルにつかまり立ちしながら仕掛けで遊び続けることによって、バランス感覚や足腰の筋肉が鍛えられます。

仕掛けの種類は商品によって異なり、型はめやボタン押し、音や光が出るものなどさまざまです。折りたたみタイプやキッズデスク・手押し車などに変形するタイプなどもあります。

ベビージム・ベビーサークル

ねんね期から遊べる「ベビージム」も、安定感があるものはつかまり立ちのサポートとして使えます。長い期間遊べるのはもちろん、柔らかい素材や安全性の高い作りなので、安心して赤ちゃんを遊ばせることができます。

また赤ちゃんが危険な場所に行かないように囲う「ベビーサークル」も、つかまり立ちしやすいアイテムです。伝い歩きの練習にもなりますし、いたずら防止や転倒・誤飲事故防止としても役立ちます。

手作りの練習グッズ

おもちゃなどを買わなくても、手作りでつかまり立ちの練習グッズを作ることもできます。たとえば段ボールに適度な重しを入れるだけで、押して遊べる手押し車の代用品になりますよ。十分な重しを入れた段ボールの上におもちゃを置いたり絵を貼ったりすれば、仕掛けテーブルのようにつかまり立ちすることも。

また壁に赤ちゃんの好きな絵を貼ったり、ドアノブにお気に入りのおもちゃを吊り下げたりするだけでも、興味を引き出してつかまり立ちするきっかけを作ることができますよ。

赤ちゃんがつかまり立ちを始めたときの安全対策

つかまり立ちを始めた赤ちゃんは行動範囲が広がるので、今までより広範囲に安全対策をする必要があります。目線が変わり多くのものに興味を持つようになり、思わぬところに手を伸ばすこともあるので油断できません。不慮の事故が起こらないよう、これから紹介する3つの注意点をおさえて赤ちゃんの安全を確保しましょう。

転倒に注意

つかまり立ちができるようになっても、まだまだ足腰の筋肉が未発達な赤ちゃんはフラフラしたり、転んでしまったりする場合があります。そのため転倒対策は欠かせません。赤ちゃんがつまずかないよう段差をなくしたり、床にものを置かないようにしたりなど注意しましょう。

またテーブルや棚などの角は転倒時にぶつけてケガをする危険があるので、コーナーガードを設置するのがおすすめです。クッションマットやベビーサークルを設置しても良いでしょう。その他にもヘルメットやリュック型クッションで、赤ちゃんの頭部を守るのも効果的です。

水回りの事故に注意

お風呂場やトイレなどは赤ちゃんがつかまり立ちしやすい高さなので、水回りの事故に注意が必要です。中を覗き込もうとして転倒すると、溺れる危険があります。赤ちゃんから目を離さないのはもちろん、危険な場所に立ち入らないようベビーゲートを設置したり、浴槽は使うとき以外お湯を抜いておいたりなど安全対策をしましょう。

またドラム式洗濯機は、つかまり立ちした赤ちゃんが侵入してしまう危険があります。フタを閉め忘れないよう注意しましょう。

誤飲や窒息に注意

つかまり立ちができるようになると、視野や行動範囲が広がり誤飲事故の危険が増えます。とくにたばこや医薬品・電池・洗剤・硬貨などの小さなものは誤飲すると非常に危険です。床だけでなく、テーブルや棚の上をこまめに整理しましょう。

豆などの硬くて小さな食品は、窒息の危険があります。赤ちゃんが興味を持ちそうなものは手の届かない場所へ移動しましょう。引き出しが開かないようにストッパーを付けておくのもおすすめです。

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赤ちゃんがつかまり立ちを始める時期は個人差があります。発達が遅いと心配になりますが、赤ちゃんのペースに合わせて温かく見守ってあげましょう。つかまり立ちの兆候が見られたら、今回紹介した練習グッズを取り入れて楽しくつかまり立ちのサポートをしてあげてください。あわせて忘れずに安全対策もしましょう。

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