赤ちゃんが産まれていざ一緒に生活をするとなったときに、衛生面が気になったことはないでしょうか? 産まれたばかりの赤ちゃんは身体機能が未熟で抵抗力が弱いため、ホコリなどによるアレルギーに対して無防備です。そこで今回は、大切な赤ちゃんを守るための対策やホコリによって引き起こされるアレルギー症状などについて紹介していきます。
ホコリの原因とアレルギーとの関係性
毎日部屋の掃除をしてもなぜか溜まるホコリ。衣服やカーテンなどの布製品やティッシュなどの紙製品から出る繊維のくずに、砂や髪の毛、ダニ、ウイルスなどといった身の回りの小さな欠片が合わさってできたのがホコリの正体です。
家の中に溜まるホコリは非常に軽く空気中に舞い上がるため、それを吸い込むことによってアレルギーを引き起こすことがあるのです。
ホコリによるアレルギーの症状と原因
ホコリによって引き起こされるアレルギー症状の中でも代表的なのが、くしゃみや鼻水、目のかゆみや痛み、咳、皮膚のかゆみなどです。
ママ・パパがアレルギー体質なら注意が必要
アレルギーは環境的な要因だけでなく、遺伝も大きく影響すると言われています。アレルギーそのものが遺伝するというよりも、体質的にアレルギーになりやすいというわけです。したがって、ママ・パパがアレルギー体質ならば注意してお子様をみてあげる必要があります。
ペットを飼っている場合はそれが原因になることもある
ペットと生活をしている方は、ペットの毛などもアレルギー症状を引き起こす原因になるので注意が必要です。ペットと赤ちゃんの生活スペースを分けたり、ペットのシャンプーやブラッシングをこまめに行ったりするようにしましょう。
こまめにお手入れして清潔な環境を整えよう
毎日掃除をしていてもホコリを完全に取り除くことはできませんが、大切な赤ちゃんをホコリから守るためにも家の掃除はできるだけ頻繁に行い、清潔で快適な環境を整えるよう心掛けるようにしましょう。
赤ちゃんのアレルギー対策・ホコリ掃除のコツ
赤ちゃんをホコリアレルギーから守るためにこまめな掃除が欠かせませんが、具体的にどういった点に気を付けて掃除をすればいいのか、ホコリ掃除のコツについて紹介します。
掃除する時間帯
掃除機をかけるのに最適な時間帯は朝です。部屋の中を動き回ることでホコリは舞い上がるため、活発に動き回る日中に掃除機を掛けてもきれいにホコリを取り除くことはできません。朝に掃除機をかけるのが難しい場合は、外出先からの帰宅直後でもいいでしょう。
ホコリが溜まる場所
ホコリが溜まりやすい場所といえば、部屋の隅、タンスや冷蔵庫などの裏、ソファの下などがあげられます。また見落としがちですが、静電気が原因で壁やドア、テレビ画面などにもホコリが付着しやすくなっています。
掃除機のかけ方
掃除機を動かすとき、素早く動かすよりもゆっくりと動かした方がより効果的にゴミを吸うことができるため、なるべく時間をかけて掃除機をかけるようにしましょう。またフローリングの場合は、先に床の拭き掃除をしてホコリを取り除いてから掃除機をかけるとより効果的です。
部屋と一緒にベビーベッドも掃除しよう
ベビーベッドを使用している場合は、定期的にお手入れするようにしましょう。赤ちゃんは汗っかきなので、敷いている布団が湿っていたりするとそこからベビーベッドにまでカビが生えてしまうこともあります。赤ちゃんの健やかな眠りのためにも、こまめな掃除を心掛けましょう。
防ダニ・アレルギー対策のベビー布団もおすすめ
一日の大半を布団の上で過ごす赤ちゃん。大切な赤ちゃんを寝かせる布団を選ぶ際、防ダニ効果のあるベビー布団にするのもいいでしょう。防ダニのベビー布団はアレルギー対策にもなり、丸洗いできるものもあるので清潔に保つことができておすすめです。
快適な住環境にするための湿度と温度
産まれたばかりの赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、部屋の環境を整えてあげる必要があります。ここでは赤ちゃんにとって快適な部屋の湿度・温度について紹介します。
湿度は50~60%
赤ちゃんにとって快適な湿度は50~60%と言われています。湿度が上がりやすい梅雨や夏の時期は除湿を行い、乾燥しやすい冬は加湿器などで適切な湿度を保つようにしましょう。
温度は20~25℃
赤ちゃんが快適に過ごせる部屋の温度は20~25℃です。夏は25℃前後に、冬は20℃前後を目安に部屋の温度を保つといいでしょう。またベビーベッドや床に敷いた布団など赤ちゃんを寝かせる場所によっても温度が変わったりするので、赤ちゃん目線で温度を調整してあげることをおすすめします。
ホコリが溜まりにくい環境づくりも大切
赤ちゃんをホコリやアレルギーから守るためにも、普段からこまめに掃除を行うこととホコリを溜めないような環境を作ることが大切です。
一日の大半をお布団で過ごす赤ちゃんにとって、床のホコリや汚れは天敵なので床に直接お布団を敷いて寝かせるのは少し抵抗がありますよね。そんな時にベビーベッドがあれば赤ちゃんを床のホコリから守れますし、オムツを替える際にも便利です。
また掃除機をかけるとき、できるだけ赤ちゃんは別の部屋に移動させてあげたいものですが、キャスター付きのベビーベッドだと簡単に移動できるのでおすすめです。しかしベビーベッドは使用期間も短く、大きくかさばるため使用しなくなったあとの処分も大変です。
ベビーベッドのレンタルを利用すれば使用後の処分に困ることもなく、また費用も抑えられるので便利です。お子様の成長と共に子育てのグッズは増えていくので、使用期間が限られているものなどはレンタルを利用してみてはいかがでしょうか。
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