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空気清浄機は消臭効果が期待できる? | おすすめの消臭機能付きの空気清浄機もあわせて紹介

部屋に染み付いた「生活臭」、多くの方が気になっているのではないでしょうか。しかし具体的に何が原因で、どう対策していいか悩むところですよね。

お部屋のニオイを取るには空気清浄機や脱臭機が役立ちそうですが、その両者にはどのような違いがあるのでしょうか。今回は空気清浄機の特徴と脱臭機との違い、またお部屋のニオイ対策や消臭機能付きの空気清浄機のおすすめをご紹介します。

気になるニオイの原因

日々生活を送る空間のニオイは大変重要です。悪臭がただよう部屋に長時間いると、精神的にも肉体的にも辛く、そのうち健康に悪影響が出てしまうかもしれません。

以下では悩みのタネである、ニオイの原因についてご紹介します。

生活臭の代表例

空間のニオイにはいくつか種類があります。

たとえば菌によるもの。カビや食べ物の腐敗臭などは菌によるものです。またマニキュアの除光液や消毒用のアルコールなどの揮発性の高い物質や、建築の資材として壁や家具に使用されている接着剤などがニオイを発している場合もあります。

そのほか押入れは衣類や布団などの湿気によって、カビ菌がとても繁殖しやすい環境です。人間の体から発生する体臭や口臭などもニオイの原因の一つとなります。

消臭と脱臭の違い

「脱臭」とは、ニオイを物理的作用などによって緩和したり、取り除いたりすることです。たとえば活性炭の細孔にニオイ物質を吸着させて脱臭する方法などがこれに当たります。

一方、「消臭」とは臭気を化学的作用などによって緩和もしくは除去することです。嫌なニオイ物質と化学成分である消臭成分を化学反応させて、ニオイのない物質に変換することを指します。

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空気清浄機の特徴

部屋に舞うほこりや花粉・ダニなどのほか、ニオイを吸収しフィルターを通してろ過することで、部屋の空気をきれいにするのが空気清浄機の主な役割です。

ここからは空気清浄機の詳しい仕組みや、消臭機能付き空気清浄機について詳しく解説します。

空気清浄機の仕組み

空気清浄機の構造としては「ファン式」「電気式」「イオン発生器」の3つの方法があります。

まずファン式は、空気を吸い込む口(吸気部)から、部屋中の空気を吸い込み、空気清浄機内部のフィルターに通したあと、空気中のゴミをフィルターでろ過します。ろ過されてきれいになった空気は最後に排出されます。

次に電気式は、電気でフィルターを「-」に帯電させ、ゴミは「+」に帯電させます。そして吸い込んだ空気中のゴミだけをフィルターに吸着させる仕組みです。

イオン発生器は、空気中にイオンを発生させ、放出することによって空気をきれいにする方式です。

消臭機能付き空気清浄機の特徴

消臭機能付きの空気清浄機は、空気清浄機能と消臭機能を兼ね備えていますが、消臭はあくまでサブの機能となります。

たとえば消臭機能付き空気清浄機は、ペット臭などの強いニオイは消臭できません。消臭機能付き空気清浄機は、あくまで空気中のゴミやタバコ臭、調理の際のニオイに対応する製品です。

お部屋のニオイ対策には空気清浄機のお手入れも大切

空気清浄機は、構造上どうしても内部のフィルターにゴミがたまってしまうので、こまめな掃除や適宜フィルターを交換するといったメンテナンスが不可欠です。

空気清浄機と脱臭機の違い

空気清浄機は空気中のゴミを取り除き、部屋全体の空気をきれいにする目的の家電です。

一方、脱臭機は空気中の菌やほこりによるニオイ分子を、フィルターを通すことによって分解し、ニオイを消すことを主目的とした家電になります。

空気清浄機には消臭効果もありますが、もしニオイを消すことだけが目的であれば、脱臭機の方が効果は高いといえるでしょう。

脱臭機の仕組み

脱臭機は主に以下の3タイプに分類されます。

  • オゾンやイオンを空気中に放出して、ニオイをとるタイプ
  • 本体で光触媒の力を利用し、ほかの物質へと変化させるタイプ
  • 空気を攪拌させ、内蔵の活性炭フィルターにニオイ物質を吸着させるタイプ

オゾンやイオンのみを放出するタイプや、光触媒を利用するタイプと比較し、空気を攪拌させながらニオイを取るタイプはより高い脱臭力が期待できます。

脱臭機のメリットデメリット

脱臭機は、たばこのニオイや生ごみ臭、ペットのニオイ、トイレ臭といったピンポイントで対策したいニオイに対して、強力な脱臭効果を発揮するというメリットがあります。

しかし、脱臭専門である脱臭機には、空気中に浮遊するハウスダストや花粉、PM2.5といった粉塵類の除去を行うことはできない点はデメリットといえるでしょう。

特にハウスダストアレルギーの予防や、花粉症の緩和などの対策を行いたい場合は、脱臭機より空気清浄機を選択した方がよさそうです。

部屋のサイズ別空気清浄機ガイド

詳しくはコチラ

消臭効果が期待できるおすすめの空気清浄機

空気をきれいにしながら、気になるニオイにも効果的な「消臭機能付き空気清浄機」。ここでは、おすすめの製品を2つご紹介します。

シャープの空気清浄機が消臭する仕組み

シャープの空気清浄機は独自技術であるプラズマクラスターによって、ウイルスや細菌、アレル物質の分解とともに消臭を行います。

また3層構造となっているフォルターの1つである脱臭フィルターによって、ニオイの元となるさまざまな悪臭成分を分解して脱臭します。脱臭フィルターの働きで有毒ガスも低減させることができます。

SHARP(シャープ)|除加湿空気清浄機 KI-ND50 適用床面積:21畳 プラズマクラスター25000

シャープの除加湿空気清浄機 KI-ND50は、プラズマクラスター25000を搭載し、生乾き臭をプラズマクラスターがスポット消臭。付着したカビ菌の増殖も抑え、衣類やタオルを清潔に乾かしてくれます。

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ダイキンの空気清浄機が消臭する仕組み

ダイキンの空気清浄機は、光速ストリーマの働きが特徴です。

光速ストリーマとはプラズマ放電の一種で、強力な酸化分解力を持つ高速電子を生成させることによって、ウイルスや細菌、カビやダニ、花粉のほか有害物質まで分解除去する機能です。

光速ストリーマによってニオイの原因を元から断つことができるのです。

DAIKIN(ダイキン)|うるるとさらら ACZ70Y

ダイキンのうるるとさらら ACZ70Yは、とくに水溶性のニオイ成分に効果を発揮します。加湿することにより、ニオイの分子を浮き出させた後、除湿によってニオイ分子を回収します。

この働きによって、壁紙をはじめカーテンや衣類などの繊維に染みついたニオイまで取り除くことが可能です。

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目的に合った空気清浄機で快適に過ごしましょう

多くの種類が発売されている空気清浄機ですが、とくに消臭機能を求める場合には、対策したいニオイの原因が、どのような種類かによって脱臭機と機能をよく比較してみるのがおすすめです。目的に合った消臭機能付き空気清浄機を選び、毎日の生活を快適なものにしましょう。

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