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洗濯機のドラム式と縦型の電気代・水道代はいくら? 浴室乾燥機との比較や節電のコツ

2022年2月9日

洗濯機のドラム型と縦型の電気代・水道代の違いや節電のコツを紹介

日々の家事で欠かせない洗濯ですが、1回の洗濯でどれくらいの電気代・水道代がかかっているかご存知ですか? また洗濯乾燥機の乾燥機能を使ったときの電気代など、細かく知っている方は多くありません。実は洗濯機や乾燥機能の種類によってかかる電気代が異なります。

今回は洗濯機・乾燥機の電気代をタイプ別の特徴とあわせて紹介するので、普段の電気代と比較してみましょう。また洗濯乾燥機ではなく浴室乾燥機を使った場合の乾燥にかかる費用や洗濯・乾燥の節電方法も解説するので、生活費の節約を心がけましょう。

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洗濯機のタイプはドラム式と縦型の2種類

洗濯機はドラム式と縦型の2種類あります。簡単に特徴や仕組みを紹介して次項より洗濯したときにかかるそれぞれの電気代を説明します。

結論から先にお伝えすると、節水・節電で選ぶなら、ドラム式洗濯機がおすすめです。ただし、最新の縦型洗濯機も節電・節水性能が大きく進化してきています。機種によっては縦型のほうがドラム式よりも節電・節水に優れた製品も出てきています。

ドラム式と縦型の電気代・水道代の違い

以下は、大手家電メーカーのパナソニックのテスト結果です。このようにメーカーが機種ごとにテスト結果を出している場合は、機種選びの際の参考にしてみてください。

1回の洗濯・乾燥あたりの水道代金と電気代

ドラム式(NA-LX129AL/R:洗濯乾燥容量6kg)

水道代 約15円
電気代 約25円(標準乾燥)

縦型(NA-FW120V5:洗濯乾燥容量6kg)

水道代 約46円
電気代 約69円

なぜドラム式が節水・節電に優れているのでしょうか。それはドラム式洗濯機の構造にあります。

ドラム式の場合、洗濯槽の回転軸が横または斜めになるため、洗濯槽の回転とともに洗濯物を持ち上げて落とすという「たたき洗い」の原理で汚れを落とします。 そのため水も少量で済むので、節水性が高くなります。同時に使用する電力も少なくなるので、節電にもなります。

また、ドラム式は「たたき洗い」をするために、縦型のように洗濯物を浴槽の中でこすり合わせる洗い方に比べて衣類の傷みが少ないというメリットもあります。

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洗濯機の電気代・水道代を節約するコツ

洗濯時の電気代や水道代を節約するコツを紹介します。一人暮らしの方は節電・節水を習慣化して毎月の生活費を安くすることを意識してみましょう。

洗濯物を洗濯槽に入れすぎない

洗濯乾燥機にはメーカー推奨の洗濯・乾燥容量が書かれています。詰め込めるからといってたくさんの衣類を入れると電気代が高くなるうえに汚れも十分落ちません。設定されている容量を守りましょう。

フィルターの掃除をする

乾燥フィルターはこまめに掃除をしてホコリや糸くずなどを取り除くことが重要です。詰まってしまうと風量が弱くなり、乾燥までの時間が長くなってしまい結果的に電気代が高くなります。

電気代の安い時間帯に使用する

ご契約されている電気料金プランで電気代の安い時間帯がある場合は、できるだけその時間帯に洗濯・乾燥を行いましょう。

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洗濯乾燥機に付いている乾燥機能の比較

洗濯乾燥機の種類を説明する前に乾燥機能のタイプを簡単に紹介します。

ヒーター式乾燥

乾燥機能付き洗濯機でこれまで採用されてきた仕組みがヒーター式乾燥です。ヒーターで熱した高温の風を使って、洗濯物を乾燥させます。ドライヤーで乾かしたようなカラッとした仕上がりが特徴的で、ヒートポンプ式に比べて製品自体の価格が安い傾向にあります。

しかし衣類が縮みやすく傷む可能性があり、またヒートポンプ式に比べ電気代が高くなります。

ヒートポンプ式乾燥

新しい乾燥機能として設定されているのが、ヒートポンプ式乾燥です。大気中から熱を集めて利用する仕組みで、少ない電力で効率的に熱エネルギーを生み出すことができます。ヒーター式乾燥機能と比べてエコなため、洗濯機以外に給湯器やエアコンにも使われ始めています。

最大のメリットは、ヒーター式乾燥機能に比べ電気代を大幅に削減できるところです。また運転時間も短く、比較的低温なので衣類が傷みにくいのも強みです。その分、他の製品に比べて価格が高くなっています。

洗濯乾燥機のタイプは3種類

1. ヒーター式の縦型洗濯機

コンパクトで場所をとらないタイプがヒーター式乾燥機能付きの縦型洗濯機です。縦型なのでドラム式よりも価格が比較的安いことが人気の理由です。デメリットは電気代がドラム式と比べるとやや高い点です。

2. ヒーター式のドラム式洗濯機

ヒーター式のドラム式洗濯機は、同じ容量の縦型タイプよりも洗いやすすぎに使う水の量が少なく、水道代を抑えられるのが特徴です。またヒーター式は高温で乾燥させるため、カラッとすっきりとした仕上がりになります。ただし、ヒートポンプ式と比べるとどうしても電気代が高くつきます。また縦型に比べて場所をとることもデメリットになる場合があります。

3. ヒートポンプ式のドラム式洗濯機

ヒートポンプ式のドラム式洗濯機は、約65℃の温風をドラム内に送り込むことで湿気を含んだ空気を冷却、結露させて水分を取り除きます。最後に100℃近い熱風を衣類に当てて再び温めることでふんわりとした仕上がりを実現しています。

衣類が縮みにくいところもメリットです。また他のタイプと比べて短時間で乾燥するため、消費電力を抑えることができます。

浴室乾燥機のほうが高い? 安い?

浴室乾燥機で衣類を乾燥した場合、洗濯乾燥機より電気代は高くなるのでしょうか。ここでは1回の乾燥にかかる電気代を紹介します。

浴室乾燥機の電気代は、大手メーカーの製品情報をもとに算出すると1時間あたり約50円です。乾燥までの時間は約2~3時間かかるため、浴室乾燥機の1回あたりの電気代は100~150円です。

自分の生活に合った洗濯・乾燥は? 節電・節水も意識しよう!

洗濯・乾燥にかかる電気代・水道代を種類別に知ることができました。自分の洗濯機・洗濯乾燥機がどの種類かを確認して節約する方法を試してみましょう。

もしこれから一人暮らしを始める方で洗濯機の購入を考えている場合は、これからかかる生活費やライフスタイルも考慮しながら選んでください。購入に迷っているなら家電レンタルもおすすめです。

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