赤ちゃんを迎えるにあたってぜひ用意したいベビーベッドですが、購入だけではなくレンタルという選択肢もあります。レンタルは購入よりも価格を抑えやすく、処分の手間もかからないのがうれしいポイント。
この記事では、べビーベッドをレンタルするメリットやレンタルサービス、店舗や商品の選び方を解説します。人気おすすめのベビーベッドも紹介するので、これからベビーベッドを用意する人はぜひ参考にしてください。
赤ちゃんの安全な睡眠を確保するベビーベッド
ベビーベッドを使うと、赤ちゃんを安全で衛生的な環境で寝かせやすくなるのがメリットです。床よりも高い位置に寝かせるので、舞い上がるホコリから赤ちゃんを遠ざけることができます。
上の子やペットが赤ちゃんに不用意に近づくことも避けられるでしょう。家事などで赤ちゃんから目を離さないといけない時も、柵で囲まれているので安心ですね。高さがあるためおむつ替えや着替えの際に、腰への負担を軽減できる点はママ・パパにとってもうれしいところです。
ベビーベッドをレンタルするメリット
ベビーベッドを準備するなら、レンタルか購入かの選択肢があります。どちらがいいかは住環境や家族構成などによるので一概には言えませんが、レンタルは価格と処分しやすさの点でメリットがあります。
購入するより安い価格で利用できる
ベビーベッドは思ったよりも短い期間しか使わないケースが多く、購入よりもレンタルの方が安く済む傾向があります。
標準サイズのベビーベッドは新生児から生後24ヶ月までの使用に対応している商品が主流です。しかし実際は2歳までベビーベッドで寝させることは少なく、使用期間は半年~1年程度だったという声が多く聞かれます。
べビーベッドの購入価格は1~3万円ほどですが、レンタル料金の相場は短期間なら3,000円程度、1年借りても1万円程度です(利用する製品やショップによって異なります)。2人目・3人目の予定があるから使い回せる、知り合いに譲ることが決まっているなどの場合以外は、レンタルの方がかかる費用が少なくて済むでしょう。
使わなくなったときの処分に困らない
ベビーベッドのような大型の赤ちゃん用品は、使わなくなった時の処分にも労力が必要になります。自治体にもよりますが、処分費用がかかることも多いでしょう。回収の予約や手配をしたり、自分で処分場所まで運んだりしなければならない場合もあります。レンタルなら、使わなくなったら返却するだけなので処分の手間が省けます。
ベビーベッドのレンタルサービスや店舗の選び方
べビーベッドをレンタルすると決めたら、次はレンタル業者を選びましょう。品揃えや料金体系、サービス内容は店舗ごとに異なります。後悔しないように、選ぶ際のポイントを確認しておきましょう。
配送エリア
自宅の場所が配送エリアに入っているかどうかは最初に確認してください。レンタル業者は、自社便や運送会社を使ってレンタル商品を自宅に配送するのが一般的です。配送エリア外だとそもそもサービスを受けることができないので、商品や価格をチェックする前にまずは配送エリアを確認しましょう。
レンタル期間
レンタル期間と料金の設定が、レンタルしたい期間と合っているかどうかも大切です。里帰りで数週間だけ借りたい場合は短期レンタルが可能か、3ヶ月以上長期レンタルしたい場合は長期割引が適用されるか、などをチェックしましょう。
2週間だけ借りたいのに最低レンタル期間が3ヶ月だった、1年借りたいのにレンタル期間の上限が半年だった、などになると無駄な費用や再契約の手間が発生してしまいます。どのくらい使うか分からないなら、柔軟に期間の短縮や延長ができる業者を選ぶのがおすすめですよ。
レンタル料金
レンタル料金が払い続けられる金額かどうかも事前に計算してください。月払いの場合でも、必ずレンタル期間トータルでかかる費用をシミュレーションしておきましょう。ひと月の差額が500円だったとしても、1年借りればトータルで6,000円の違いになるのは大きいですよね。
送料無料や割引サービスの有無
配送や返却の送料がレンタル料金に含まれているかどうかも確認しましょう。ベビーベッドはかなりの大きさがあるので、配送料も高額になりがちです。レンタル料金が送料込みか別かで、トータルの費用は異なってきます。
レンタル料が一定金額以上だと送料無料になったり、自社配送が適用されるエリアなら組み立て・設置が無料だったり、各種割引サービスを用意している業者も多いので、どこに頼むとお得かしっかりチェックしましょう。
商品の品質や管理状態
大切な赤ちゃんを寝かせるのであれば、衛生管理と安全管理が行き届いたベビーベッドをレンタルしたいですよね。クリーニング方法やメンテナンス方法を明記してある店であれば、信頼できる可能性が高いです。
中古品に抵抗があるなら、新品のレンタルに対応している店もあります。ただし新品レンタルの料金は高くなるので、購入した場合とのコスト比較も忘れないようにしましょう。
品揃え
サイズ・高さ・素材・収納性などの違いでさまざまな種類があるベビーベッドは、生活スタイルや部屋の広さ、住環境によって合うタイプが異なります。
ぴったりの商品を選ぶためにも、品揃えが豊富な店がおすすめです。在庫が豊富にあると、直前の予約や期間延長にも対応してもらいやすいですよ。
保証サービス
レンタルしたべビーベッドを誤って破損したり傷をつけたりした時に、費用は誰が負担するのかもよく確認しておきましょう。通常の使用に伴う傷や汚れは保証サービスを適用してユーザーに費用請求をしない業者もありますし、一定以上の破損は弁償が必要なパターンもあります。店によって対応は異なるので、事前によく確認することが大切です。
ベビーベッドの選び方
赤ちゃんを毎日寝かせるベビーベッドは、安心して使用していきたいですよね。ここでは、ベビーベッドをレンタルする際に、チェックしておきたいポイントや選び方を紹介します。
安全性で選ぶ
ベビーベッドを選ぶ際に、まずチェックしておきたいのは安全性が確認されているかどうかです。安心して使用していくためにも「PSCマーク」や「SGマーク」の表示があるベビーベッドを選ぶことをおすすめします。
どちらのマークも日本国内で定められた安全基準を満たした商品に付与されるものです。海外ブランドのベビーベッドであれば、「ASTM」や「CE」など日本とは異なる安全基準で作られていることもあります。
また、素材の安全性についても確認するようにしてください。赤ちゃんはベビーベッドを舐めてしまうことも多いので、人体に害のない素材で作られている商品を選ぶようにしましょう。
サイズで選ぶ(レギュラー・ミニ)
ベビーベッドには、レギュラーサイズ(内寸1200mm×700mm程度)と、ミニサイズ(内寸900mm×600mm程度)があります。
レギュラーサイズはスペースに余裕があるので、おむつ替えや着替えなどのお世話がしやすく、商品のバリエーションも豊富です。ミニサイズは場所をとらないので、狭いお部屋に設置したり、ママ・パパのベッドと並べて使ったりしたい方におすすめです。
どちらのサイズも2歳ごろまで使用できるので、お部屋のスペースに合ったものを選ぶようにしましょう。
高さで選ぶ(ハイタイプ・ロータイプ)
ベビーベッドを選ぶ際は、高さにも注目しましょう。かがまずにお世話ができて腰への負担が少ないハイタイプの商品は、1日のうちに何度も上げ下ろしが必要な、新生児期の赤ちゃんにおすすめです。
一方、ロータイプのベビーベッドは、座ったり寝転んだりした状態でも赤ちゃんの様子を確認できることが魅力です。ママ・パパの布団やベッドの横に並べて使用したい方におすすめします。リビングなどに設置しても、圧迫感がなく部屋が広く見えるというメリットもあります。
使いやすい多機能ベビーベッドを選ぼう
多機能ベビーベッドであれば使いやすいだけでなく、子供の成長や用途に合わせて長期間使用できます。
例えば、底板をスライドさせてベビーサークルとして使用できるものや、多方面オープンでお世話がしやすく設置場所を選ばない商品などがあります。ベビーベッドをレンタルする際は、安全性やサイズなどに加えて、どのような機能が備わっているかもチェックしておきましょう。
タイプ別・人気おすすめのベビーベッド
近年では、たくさんのベビーベッドが流通しており、どの商品を選べば良いか迷ってしまうこともあるでしょう。ここでは、タイプ別・人気おすすめの商品を5つ紹介するので、ベビーベッド選びの参考にしてください。
Aprica(アップリカ)|ココネル エアー AB
アップリカのココネル エアー ABは、コンパクトに折りたためる構造でありながら、PSC・SGマークを取得した安心安全なベビーベッドです。新生児から2歳頃まで使用できます。
赤ちゃんが快適に眠れるように、通気性のあるやわらかマットと安心メッシュガードを採用。カンタンに折りたたんで持ち運ぶことができるので、帰省先や旅行先でも使えて便利です。もちろん、ふだんのおむつ替えやお掃除のときなどいろんなシーンでも大活躍し、大きくなったらベビーサークルとしても使えます。
farska(ファルスカ)|コンパクトベッド
ファルスカのコンパクトベッドは、いつものおねんねスペースをどこへでも持ち運ぶことができる便利なベビーベッドです。ラージサイズであれば、新生児から3歳頃まで使用できます。
新生児の背骨に最適な高反発マットレス「f-Fiber」を採用しており、大人用の高級マットレスと同等の機能性を実現します。通気性に優れているため熱がこもりにくく汗っかきな赤ちゃんにも最適。
さらに吐き戻しを軽減する傾斜クッションや高さ70mmのフレームなど安心・安全に使用できる機能も多数備わっています。ワンタッチで折りたたみができるため、帰省先や旅行先で使用したい方には、うってつけのベビーベッドです。
farska(ファルスカ)|ベッドサイドベッド
ファルスカのベッドサイドベッドは、ベッドに沿わせて添い寝ができるベビーベッドです。高さを9段階に調節できるため、ママ・パパのベッドとフルフラットにできることが特徴です。夜泣きのたびにベビーベッドへ行く必要がなく、ストレスフリーですぐにお世話をしてあげられます。
また、床板とキャスターを取り除けば、ベビーサークルとしても使用可能。ベッドサイドベッドは、赤ちゃんもママ・パパと同じ目線で安心してお寝んねができる、多機能なベビーベッドです。
大和屋|そいねーるⅢ
大和屋のそいねーるⅢは、大人用ベッドに並べて添い寝ができるベビーベッドです。新生児から2歳頃まで使用できます。
床からベッドに合わせて21段階の高さ調整が可能で、足を取り外せば布団とも連結が可能。どのような寝具であっても、赤ちゃんと添い寝してあげられる新しいタイプのベビーベッドです。赤ちゃんとママ・パパがそれぞれのパーソナルスペースを確保でき、それぞれに快適な寝具を使えるのは、そいねーるⅢならではのメリットと言えるでしょう。
出産後のライフスタイルに合わせて使いこなせる、おすすめのオールマイティタイプのベビーベッドです。
farska(ファルスカ)|ミニジョイントベッド ネオ
ファルスカのミニジョイントベッド・ネオは、成長に合わせて変形しながら長く使える3-in-1ベビーベッドです。新生児から2歳頃まで使用できます。
狭い居住空間に合わせてデザインされているので、設置スペースを確保できない場合にもおすすめ。本当に必要な機能だけに絞ったことで、他にはないシンプル、コンパクト、ロングユースなベビーベッドです。一般的なベビーベッドと比べて、約55%も省スペースなミニジョイントベッド・ネオは、お部屋の移動もスムーズで昼夜問わず活躍してくれます。
また、ベビーベッドを卒業した後もサークルやキッズベンチとして、6歳頃まで長く使用できるのがうれしいですね。
サービス内容を比較して、最適なものをレンタルしよう
使用期間が限られるベビー用品の中でも、特に購入価格が高めで保管場所もとるベビーベッドはレンタルに向いていると言えます。気になるメーカーの商品を購入前に試してみる、という使い方もできるのがレンタルのメリットですね。レンタル期間や予約のタイミング、期間変更の可否、送料の扱いなどを整理して、各社のサービスを比較してみましょう。
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