バウンサーは赤ちゃんを寝かせたり座らせたり、子育ての手間を軽減してくれるベビー用品です。ただし必需品ではないので、自分には必要かどうか購入に迷っている方も多いはず。今回はベビーバウンサーのメリットや便利な使い方を紹介します。
これから準備する方向けに、選び方や使用するときの注意点もお伝えするのでぜひ参考にしてください。
バウンサーの必要性とは? 4つのメリットを紹介
バウンサーは日本では20年くらい前から普及し始め、現在では定番のベビーグッズになりつつありますが、絶対に必要な育児アイテムではありません。ただし子育てに便利で、使用する方が多いベビー用品です。
ここからは、バウンサーを使うことのメリットについて解説をしていきます。
ママ・パパの自由を確保できる
新生児の赤ちゃんは授乳・おむつ替えなど、多くの手間が掛かってしまい、ママ・パパは子育てにつきっきりになります。そこで役立つのがバウンサーです。バウンサーは生後1ヶ月から使用可能で、1人座りできない赤ちゃんでもバウンサーに座れば目線が高くなって、ママの気配を感じて安心します。
バウンサーを利用すれば、赤ちゃんの様子を常に見ておく必要がなくなるので、ママ・パパの自由な時間を十分に確保できます。
身体にかかる負担を軽減できる
出産後にはママが腰痛・肩こりなどの体調不良を訴えることが多いですが、その要因の1つに抱っこが挙げられています。バウンサーは、抱っこの代わりに赤ちゃんをあやしてくれますので、ママの身体の負担を大幅に軽減できます。
目の届く範囲に移動できる
バウンサーは軽量・コンパクトで、簡単に持ち運びが可能です。バウンサーを利用すれば、ママが家事でさまざまな場所に移動しても、目の届く範囲に赤ちゃんを移動できるため便利です。赤ちゃんもいつでもママのそばにいることができるので、安心して過ごせます。
授乳時に赤ちゃんは吐き戻しをしにくくなる
ミルクやおっぱいを飲んだ赤ちゃんは、そのまま寝かせてしまえば飲んだものが逆流して吐いてしまうことも多いです。しかし、バウンサーに寝かせれば赤ちゃんの身体は平らになることがなく座り気味になるので、吐き戻しをしにくくなります。
バウンサーの選び方とチェックポイント
現在は多くの種類のバウンサーが開発・販売されており、機能・価格も種類によって大きく異なっています。実際にどのようなバウンサーを選んでいいか判断に困りますよね。ここからは、バウンサーの選び方とチェックポイントについて詳しく解説をしていきます。
耐荷重を確認
バウンサー選びで最も重要なポイントが耐荷重です。一般的に人気なのは、リクライニングで荷重を調節できる製品で、耐荷重13kgくらいのものであれば0歳~3歳頃までの長期間使用もできます。
バウンサーを選ぶ際は、実際に何kgの荷重に耐えられるかという基準と、赤ちゃんの年齢を照合しながら選択しましょう。
バウンサーの種類(電動・手動)を確認
バウンサー選びでは、電動か手動かも重要なポイントです。電動のバウンサーを使用すれば、お昼寝の途中で赤ちゃんが起きてしまっても、心地いい揺れですぐに寝てくれることが大きなメリットです。
電動バウンサーなら、家事の間に赤ちゃんをあやす必要もなくなりますので、集中して家事を片付けることができます。しかし、ケーブル式では移動が困難な点や、重量も重くなってしまう点なども十分考慮しておきましょう。
折り畳みできるか確認
バウンサーは軽量で持ち運びしやすいのも大きなメリットです。その中でも特に折り畳み式のバウンサーは携帯・収納の面で便利なアイテムとして重宝されています。
バウンサーの中には、折り畳みができないものもありますので、事前に確認をおこない、自分の用途に合わせたバウンサーを選びましょう。
お手入れしやすいか確認
ミルクの吐きこぼし、よだれなどでバウンサーが汚れることは日常茶飯事です。バウンサーを選ぶ際は、カバー付きで通気性がいいメッシュ、拭き取り簡単な撥水生地などでできたお手入れしやすいものを確認・選択しましょう。
また、赤ちゃんは大人と同じように汗をたくさんかきますので、お手入れしやすい物を選んで衛生的な環境を整えてください。
バウンサーは購入とレンタル、どっちがおすすめ?
バウンサーは赤ちゃんとママ・パパにとって有効的な子育てアイテムですが、どうしても受け付けることができない赤ちゃんもいます。購入して赤ちゃんが喜んで使ってくれればいいのですが、実際に嫌がる赤ちゃんも多いようです。
そこでおすすめなのが「レンタルサービス」です。購入前に気になるバウンサーを普段の生活の中で使用でき、必要かどうかを明確に判断できます。レンタルなら購入に比べて低価格で使い勝手を試せるのでおすすめですよ。