最近、キャンプ・アウトドアの人気が急上昇しています。コロナ禍でも、密を避けながら自然の中でのんびり楽しめるアクティビティとして人気です。キャンプといえば、専用のキャンプギアを使うイメージがありますが、電化製品をスマートに使いこなすキャンプスタイルもあります。今回はアウトドアで使える、おすすめ家電を紹介します。
ポータブル電源
まずは、キャンプ場にポータブル電源を持ち込むことで、快適に電化製品を使いこなすことができます。
ポータブル電源の特徴
ポータブル電源は、電気を蓄えておいて必要な時に供給できます。キャンプに行こうと思ったときに、電源付きサイトは予約でいっぱいだったことはないでしょうか？ 自然豊かなフリーキャンプ場の場合もポータブル電源は大活躍。ポータブル電源は、寒い時や暑い時に快適に過ごせる電化製品が利用できるのが特徴です。発電機と比べると安全で音が静かです。
夏と冬のキャンプが快適に
夏の暑さは7月・8月だけでなく、ゴールデンウィークや9月でもつらい時があります。熱中症を予防するためにも、ポータブル電源を使用して扇風機やサーキュレーターを使うと安心です。バッテリー式の家電では、長時間使えないというデメリットがあります。冬キャンプでは、ストーブや電気毛布が使えるので暖かく快適に過ごすことが可能です。お子さんと一緒にキャンプを楽しみたいなら、寒暖を調節して快適性を考える必要があるでしょう。ポータブル電源はテントだけでなく、車中泊にも利用できます。そして、災害時も活躍するのがメリットです。
調理家電
キャンプでグルメを楽しみたい人は、調理家電がおすすめです。ポータブル電源と調理家電を組み合わせると、火起こしや炭の後片づけの必要がありません。テーブルでみんなと一緒に食事が楽しめます。
電気圧力鍋
電気圧力鍋は、ほったらかしで煮込み料理ができるのが魅力。使い方は簡単で、鍋に材料と調味料を入れタイマーをセットして、スタートボタンを押すだけです。
キャンプで活用すれば、火の通し加減を失敗して焦げたりすることがないのが魅力です。キャンプにおすすめのメニューは、カレー・スペアリブ・チキンのトマト煮・ローストビーフなどです。電気圧力鍋は、低温調理・無水調理・炊飯も可能です。圧力調理以外のモードもあるので、普段はなかなか挑戦できない手の込んだ料理にも挑戦できますよ。
ホットプレート
ホットプレートは、1台でいろいろな料理ができます。スタンダードなタイプは、ふちの部分に高さがなく肉や野菜を焼くときに使います。たこ焼き型は、たこ焼きだけでなくホットケーキミックスを入れるとデザートも楽しめます。キャンプにホットプレートを持っていくなら、お手入れの簡単なものがおすすめです。
プレート表面をセラミックやフッ素でコーティングしている商品なら、焦げ付きにくいです。本体を取り外して丸洗いできるホットプレートは、いつも清潔に使用できます。電気の節約なら、ヒーター式よりもIH式のホットプレートがおすすめ。電磁誘導加熱方式で、電気を無駄なく熱に変換してくれるため、火力が強く、仕上がりが良いのが特徴です。
グリル鍋
グリル鍋は、鍋として使えるので寒い時に汁物の調理が可能です。冬キャンプで、暖かいスープや鍋を食べると体が温まるので、おすすめです。
小型冷蔵庫
キャンプに小型冷蔵庫を持っていくと、いろいろなメリットがあります。
夏に冷たい飲み物が飲める
小型冷蔵庫は、クーラーボックスに保冷剤を入れるより飲み物がぬるくなりません。暑い夏のキャンプで飲む冷えたドリンクやアルコールはたまりません。
食材の選択肢が増える
鮮度がいいお肉や魚を冷やすことができるので、鮮度を保つことができます。夏だから傷むのが心配な食材も、安心して持ち込みが可能です。
熱中症対策になる
小型冷蔵庫の中に、首を冷やすアイテムを入れておくと熱中症対策になります。水で冷やして繰り返し使える商品も人気です。
ウェアラブルカメラ、ドローン
小型のウェアラブルカメラやドローンはアウトドアで大活躍。楽しい瞬間を映像に残すことができます。
ウェアラブルカメラ（アクションカム）
アウトドアやスポーツの際に臨場感のある撮影ができる、人気の小型カメラが「ウェアラブルカメラ」です。アクションカムとも呼ばれています。
ウェアラブルカメラは体の一部に装着することができるため、撮影者の目線に近い臨場感あふれる映像を撮影できます。キャンプで使用するのなら、水やホコリの侵入を防ぐ、頑丈なタイプの商品を選びましょう。軽量タイプなら持ち運びするときにも便利です。
ドローン
小型のドローンは、操作が簡単なのでキャンプ場で人気です。これまで見たことのないような空中からの美しい景色を写真や動画で残すことができます。キャンプ場によっては、ドローンが禁止のところもあるので使用前に確認しましょう。
モバイルプロジェクター
映画やゲームが楽しめるモバイルプロジェクター
キャンプの新定番となりそうなのが、モバイルプロジェクターです。プロジェクターは、スクリーン映像を映すことができる機器です。最近、缶ジュースほどのサイズで持ち運びに便利なモバイルプロジェクターが登場し、アウトドアで人気を博しています。
パソコンやタブレットに接続して動画を映すこともできますし、OSを搭載しているタイプのプロジェクターであれば、機器単体で投影も可能です。バーベキューに飽きてしまった子供を映画やゲームで楽しませることが可能です。
スクリーンを準備
プロジェクターの映像はテントなどに投影することもできますが、スクリーンがあればより本格的な映像を楽しめます。折り畳みのできる、持ち運び可能なスクリーンを用意しましょう。
キャンプ場のルールを確認
プロジェクターを使用するときは、キャンプ場のルールを確認しましょう。キャンプ場によっては、スピーカーの音を禁止している場所もあります。プロジェクターを使用していい場合でも、環境や時間帯を考えで行動しましょう。
便利な家電はレンタルがおすすめ
キャンプで使用する家電は、レンタルで試してみるのもおすすめです。
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