赤ちゃんのお世話を毎日がんばっているママパパにはリフレッシュする時間も必要です。
しかし、「温泉に行きたいけど、赤ちゃんを連れた旅行はいつから大丈夫なのかな?」
「赤ちゃんの旅行デビューで気をつけることって?」
など、いろいろ気になりますよね。
今回は、赤ちゃん連れの旅行は生後何ヶ月からがいいのか、その理由もあわせてご紹介します。
赤ちゃん連れの旅行で気をつけること・必要な持ち物・移動手段についても解説し、赤ちゃんとの旅行についての不安を解消していきます。家族揃っての旅行を楽しみたいと思っているママパパはぜひ最後までご覧ください。
赤ちゃんとの旅行は生後いつからなら大丈夫?
赤ちゃんと旅行しても大丈夫なのは、いつからなのでしょうか。赤ちゃんと旅行をするのにもっともおすすめの時期は、生後6ヶ月以降です。
「新生児期」「生後3ヶ月〜5ヶ月」「生後6ヶ月以降」の赤ちゃんとママの様子とともに、生後6ヶ月以降に赤ちゃんとの旅行をおすすめする理由について解説していきます。
新生児期の旅行は控えよう
新生児期は1ヶ月健診も終わっておらず、基本的に家の中で過ごさなければならない時期です。生まれたばかりの赤ちゃんは体温調節が苦手なので、環境の変化によって体調を崩してしまう恐れがあります。
また、ママも出産したばかりの産褥期であり、体調は万全ではありません。赤ちゃんとママのことを考えると、新生児期の旅行は余程の事情がない限り控えたほうがよいでしょう。
赤ちゃん連れの旅行、生後3ヶ月~5ヶ月は?
赤ちゃんの首がすわる生後3ヶ月〜5ヶ月頃は、お出かけがしやすくなってくる時期です。この頃になると、赤ちゃんと初めての旅行へ出かけるご家庭もあるようです。
しかし、まだ授乳間隔が定まらず、夜間も授乳が必要という赤ちゃんも少なくありません。普段と違う環境や生活リズムの乱れによる夜泣きの心配がある場合、泊まりの旅行はもう少し先のほうが望ましいでしょう。
実家への帰省であれば赤ちゃんを見る大人の手が増え、ママも気兼ねなく休むことができる場合もあります。
赤ちゃんとの旅行は生後6ヶ月以降がおすすめ
赤ちゃんとの旅行に行く時期として、もっともおすすめなのが生後6ヶ月以降の時期です。この頃には授乳間隔も伸びてきて、夜間に起きなくなる赤ちゃんも増えてきます。
また、お座りやはいはいができるようになり、まわりのものに興味が出てきます。離乳食も始まってきますが、ベビーフードを利用すれば大丈夫。ママパパと赤ちゃんどちらにも負担が少なく、旅行を楽しむことができるベストな時期といえるでしょう。
赤ちゃんを連れての旅行で気をつけたいこと
赤ちゃんを連れての旅行で気をつけたいことを2つご紹介します。
赤ちゃんファーストの旅行プランにしよう
1つ目の注意点は、赤ちゃんファーストの旅行プランにするという点です。大人だけの場合は細かく予定を組んだり、逆にノープランで行っても何とかなったりしますが、赤ちゃんがいるとそうはいきません。
授乳やおむつ替えやこまめな休憩が必要になるため、時間に余裕を持たせて予定を詰めすぎないことが大事です。滞在先に授乳室やおむつ替えスペースなどがあるかどうかも、事前に確認しておく必要があります。
また、赤ちゃんの様子を見て、疲れているようならお部屋で休むなど臨機応変にすると良いでしょう。赤ちゃんを第一に考えて、大人もゆっくりリラックスできる旅行にしましょう。
感染症対策にも気を配ろう
2つ目の注意点は、感染症対策にも気を配るという点です。マスクを着用する、こまめに手洗い・うがいをする、人混みを避けるといった基本的な感染症対策を行い、赤ちゃんやママパパが感染症にかからないようにしましょう。
赤ちゃんとの旅行に必要な持ち物は?
ここからは赤ちゃんとの旅行に必要な持ち物について、
- 必需品
- あると便利なもの
- 行き先によって必要なもの
の3つに分けて解説します。
赤ちゃん連れ旅行の必需品
赤ちゃん連れ旅行の必需品は、普段のお出かけでも必要な「オムツ」「ミルクや離乳食」「着替え」を多めに持っていくイメージです。オムツは1泊2日で10枚〜12枚は必要になります。
ミルクを飲む赤ちゃんの場合は哺乳瓶・お湯・ミルク、離乳食が始まっている赤ちゃんの場合は離乳食・スプーン・エプロンなどが必要です。
便利な液体ミルクや使い捨て哺乳瓶、ベビーフードなども活用するのもよいでしょう。着替えは不測の事態に備えて、日数分+1〜2セット用意しておくと安心です。また、突然体調を崩して病院を受診する可能性もあるため、保険証・乳児医療証・母子手帳も忘れないようにしてください。
赤ちゃん連れ旅行にあると便利なもの
赤ちゃん連れ旅行にあると便利なものは「タオル類」です。大きめのタオルは下に敷いてマットにしたり、小さめのタオルはこぼした飲み物を拭いたりとさまざまな用途に使うことができます。
また、ゴミや使用済みオムツ、汚れた服などをいれるビニール袋もあると便利ですよ。
行き先によって必要なもの
行き先によって、抱っこ紐やベビーカーが必要であれば用意しましょう。パーキングや飲食店で食事をする際に赤ちゃん用のイスがないこともあります。
そんな時のために、大人のイスに取り付けて赤ちゃんを座らせることができるチェアベルトがあると便利ですよ。
赤ちゃん連れの旅行、移動手段は?
赤ちゃん連れの旅行で快適に過ごすには移動手段も大事なポイントです。
- 車
- 新幹線
- 飛行機
の3つの移動手段について、それぞれメリット・デメリットや注意点をご紹介します。
赤ちゃんと車で移動する時
車で移動するメリットは、赤ちゃんが泣いても周りへ気兼ねしなくてよいという点です。デメリットは渋滞にはまってしまうと予定通りに動くことができない可能性があるという点です。
時間に余裕を持って、こまめに休憩を入れた計画を立てるようにしましょう。
赤ちゃんと電車や新幹線で移動する時
電車や新幹線で移動するメリットは、時間通りに到着するという点です。デメリットは赤ちゃんが泣いてしまうかもしれないという点です。
混雑する時間に乗車するのを避け、おしゃぶりやお気に入りのおもちゃで退屈を紛らわせる、赤ちゃんのお昼寝時間に乗れるようにするのがおすすめです。
あわせて読みたい
-
初めてでも安心! ベビーカーで電車移動するときのマナーとおすすめのベビーカーを紹介
続きを見る
赤ちゃんと飛行機で移動する時
飛行機で移動するメリットは、大きな荷物を預けられ、乳幼児連れは優先搭乗できる点です。デメリットは、離着陸時は席を立つことができないこと、気圧の変化で耳が痛いと泣く可能性がある点です。
機内持ち込みの荷物に赤ちゃんが好きなおもちゃ、おしゃぶりなどを忘れずに入れておくようにしましょう。気圧の変化で耳が痛くなるのを防ぐためには、授乳するか飲み物を飲ませてあげてください。
赤ちゃんが寝ている場合はそのまま寝かせてあげて大丈夫です。
あわせて読みたい
-
赤ちゃんと飛行機に乗る時のベビーカー知識|機内持ち込み可能サイズや手荷物預け入れ料金は?
続きを見る
赤ちゃん連れ旅行は家族でリラックスできるプランにしよう
赤ちゃんと一緒に行く旅行について、おすすめの時期や持ち物、移動手段について解説してきました。赤ちゃんの生活リズムに合わせたリラックスできるプランで家族の素敵な思い出を作ってくださいね。
AQレントでは、ベビー用品のレンタルサービスを提供しています。旅行の時にだけ使いたい、あると便利なベビー用品はレンタルがおすすめです。