赤ちゃんと一緒のお出かけは荷物が多くなりがちです。さらに車に乗らないで買い物となると、ベビーカーに荷物をたくさん乗せる方も多いでしょう。そんなとき、ベビーカーに取り付けられる「フック」があれば便利です。
しかし種類が多すぎて、どれを選べばいいか悩むこともあるはず。今回はベビーカーフックの選び方のポイントを詳しく紹介します。
ベビーカーフックを使えばベビーカーがさらに便利に
ベビーカーでお出かけの際、両手に荷物を持ちながら押すのは大変ですよね。そんなときに便利なのが「ベビーカーフック」。ベビーカーに取り付けるだけで、荷物掛けとして使用できます。
ベビーカーフックは素材・形状・便利機能などにそれぞれ違いがあります。安価なプラスチック製や重い荷物も掛けられる金属製、人気ブランド品やキャラクターがあしらわれたものなどバリエーション豊富です。
安いものなら100円ショップでも手に入るので、お試しで使ってみることもできますよ。ベビーカーでのお出かけが多い方はぜひ活用してみましょう。
ベビーカーフックの選び方
ベビーカーフックは製品によって見た目や機能、取り付け方に違いがあります。ここからはベビーカーフックを選ぶ基準やポイントを紹介します。
ベビーカーフックの形状で選ぶ
ベビーカーフックの形状は、大きく分けて「S字フックタイプ」と「カラビナタイプ」の2種類があります。引っ掛ける荷物の重さや取り出し頻度などを考慮して、使いやすい方を選びましょう。
簡単にかけ外しできるS字フックタイプ
ベビーカーフックでよく見かけるのがS字フックタイプです。フックが開いているため荷物の取り付け、取り外しが簡単にできます。付け外しの頻度が高いものを引っ掛けておくのに便利でしょう。
ただしマジックテープで取り付けるタイプが多いため、重い荷物を掛けるのには不向きです。またS字で引っ掛かっているだけなので、少しずれると荷物が落ちてしまう不安もあります。ハンカチや水筒を入れたバッグやおむつポーチなど、使用頻度が多いちょっとした荷物を掛けるのにおすすめです。
落下や盗難防止におすすめのカラビナタイプ
重い買い物袋や貴重品など、しっかり固定したい場合にぴったりなのが「カラビナタイプ」。登山用のアイテムとして使用される、開閉式の金属製フックです。強度が高く耐久性があるため、荷物の落下を防ぐだけでなく盗難防止にもなります。
ただし片手で荷物を外せないのがデメリットです。頻繁に荷物の取り付け・取り外しをしたい方には不向きでしょう。
ベビーカーフックの素材で選ぶ
ベビーカーフックの素材は大きく分けると「プラスチック」と「金属」の2種類があります。使い心地はもちろん、耐久性やデザイン性にも違いがあるので、それぞれの特徴を考慮して選びましょう。
おしゃれで軽量なプラスチック製
プラスチック製のベビーカーフックはS字フックタイプに多く、軽量で比較的安価なのが特徴です。シンプルなタイプや色鮮やかなデザイン、キャラクターのモチーフなどさまざまな種類があります。
ただしプラスチック製は耐久性が低く、割れやすいのがデメリットです。長く愛用したい、重い荷物を掛けたいという場合は、フック部が太いものを選びましょう。
耐久性が高い金属製
アルミなど金属製のベビーカーフックはカラビナタイプに多く、耐久性が高いのが特徴です。重い荷物を掛けたい場合や、何年も使いたい方に向いています。
プラスチック製に比べ高価になりますが、スタイリッシュなデザインなので高級感があります。また丈夫なので、ベビーカー以外の場所でもフックとして活用できるでしょう。
手持ちのベビーカーで使えるか確認しよう
ベビーカーフックを購入するときは、手持ちのベビーカーのハンドルに取り付けできるかチェックしましょう。カラビナタイプは、ハンドルが太いと取り付けできない場合があるので注意が必要です。
S字フックタイプの多くはマジックテープで固定するため、幅広いベビーカーに対応しています。ただしハンドルの太さによっては取り付けられなかったり、重い荷物を掛けると緩んでしまったりすることも。マジックテープの長さや強度などを確認しておきましょう。
ベビーカーフックの機能で選ぶ
ベビーカーフックは製品によって機能が異なります。デザインや形状だけでなく、使い勝手の良い機能が付いているかもチェックして選ぶのがおすすめです。
A型ベビーカーに人気の360°回転式
A型ベビーカーを使う場合は、どんな角度からも荷物を掛けられる360°回転式が適しています。対面・背面のどちらで利用するときも、都度フックを付け替えなくても良いので便利ですよ。またベビーカーを折りたたんだときに邪魔にならないのも嬉しいポイントです。
荷物が多いなら耐荷重の大きいもの
たくさんの荷物を掛けるのであれば、耐荷重が大きいものを選ぶと安心です。ベビーカーでお買い物に出かけるのであれば、耐荷重が5kg程度のものを選ぶと良いでしょう。2つセットで使うことも可能です。
耐荷重を超えた荷物を掛けるとベビーカーフックの破損や、荷物の落下などの危険があります。また、重い荷物でバランスが偏ることによって、ベビーカーが倒れて赤ちゃんがケガをする恐れもあるので注意しましょう。
カバンがかけやすくなる大きめのサイズ
大きめサイズのフックは、カバンなどを掛けやすいため便利です。ただし大きすぎるとベビーカーを折りたたむ際に邪魔になったり、荷物を掛けたときに大きく揺れたりするので適度なサイズを選びましょう。
赤ちゃんが喜ぶかわいいデザインやキャラクター柄
かわいいデザインやキャラクター柄のベビーカーフックなら赤ちゃんも喜ぶので、ベビーカーでのお出かけが楽しくなりますよ。ただしキャラクター柄の多くはプラスチック製のため、たくさん荷物を掛けたい方は耐荷重をしっかり確認してから購入してください。
ベビーカーフックを使うときの注意点
ベビーカーフックは便利なアイテムですが、荷物の重みでベビーカーのバランスが崩れやすくなるため注意しましょう。
いくら丈夫なフックを使っていたとしても、赤ちゃんより重い荷物を掛けると重心が後ろになり、ベビーカーが転倒したり荷物が落下したりする危険があります。重い荷物は、ベビーカー底部分の収納カゴに入れるのが安心です。
また赤ちゃんを降ろす際は、必ず先に荷物を降ろしましょう。重い荷物を掛けたまま赤ちゃんを降ろすと、重心が急に後ろに偏ってベビーカーが倒れてしまいます。思わぬケガや事故、荷物の破損などを防ぐためにも、使い方には十分気をつけましょう。
ベビーカーでのお出かけが楽になるベビーカーフックを活用しよう
ベビーカーフックはデザインが豊富なので、好みにあわせて選べます。さらに製品ごとに機能が異なるため、目的に合わせて選べばより便利です。今回ご紹介した選び方を参考に、機能的でおしゃれなベビーカーフックでベビーカーをより便利にカスタマイズしてみてください。
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