掃除機は家事に必要な家電のひとつ。ホコリやゴミを一気に掃除できるので便利ですが、一人暮らしで本当に掃除機の購入が必要か迷っている方もいるのではないでしょうか。お部屋を清潔にするためにはあると便利な電化製品ですが、掃除の頻度や購入費を考えると代用品でいいかもしれません。
今回は掃除機の種類や必要性、選ぶときのポイントはもちろん、お得に掃除機を使うレンタルサービスを紹介します。
一人暮らしに掃除機は必要？
一人暮らしの場合には、部屋も狭いために掃除機があった方がいいか悩む場合も多いでしょう。意外と掃除機のホースがかさばり、そのまま置いておくとスペースを取ります。また、掃除機をわざわざ出して掃除をするのが面倒、特に夜や早朝しか掃除機がかけられない、荷物が少ないのであまり掃除機を使う必要もないという方もいます。
掃除機の代用品としては、フロアモップやフロアワイパー、お掃除シートやハンディモップ、ほうきなど、いろいろなものがあり、これで掃除が済んでしまうという考え方もあります。
ただ料理やお菓子をこぼしてしまって、ゴミが散らかったり、こまごまとしたゴミが置物や衣類などに付いたりした場合には掃除機があると便利です。他の代用品ですと少し残ってしまう感じがありますが、掃除機を利用すると一気に細かなゴミを吸い取ることが可能です。
掃除機のタイプのおすすめ
ここでは一人暮らしでも使いやすい掃除機のタイプを、それぞれの特徴とあわせて見ていきます。
掃除機は、最近では多くの種類があります。コードレス掃除機やロボット掃除機は、あまり場所をとらずに置けて、一人暮らしにもおすすめとなっています。
コードレス掃除機
コードレス掃除機は、サイズがコンパクトなのが助かります。掃除をしたい時に、さっと取り出しやすいというのがいいでしょう。置き場所にもあまり困りません。また、コードレスなのでいろいろな所に持っていって自由に使え、高い所なども掃除しやすいのがメリットです。
ただ、ゴミの吸引力の面で心配なものもありますので、確認して選ぶといいでしょう。
種類
コードレス掃除機にはスティック型、ハンディ型、キャニスター型があります。
・スティック型
スティック型は、スティック状に長くなっているコードレス掃除機です。スリムな形が収納もしやすく置いていてもおしゃれな印象です。スティック状に長いために、掃除機をかける際に立ったままで行え、掃除の移動もしやすいでしょう。また、ゴミパックは、スティック状の持ち手近くに内蔵されている場合が多いです。
・ハンディ型
ハンディ型はコンパクトで、車の中を掃除する際などに使われることも多いタイプです。置き場所にも困らず、自由にいろいろな所を掃除できます。ただし、広く掃除機をかけたい人には何度も掃除機をかけなければならず、またゴミを貯めるスペースが狭いのがデメリットです。
・キャニスター型
キャニスター型は、通常の掃除機でコードがないタイプとなっています。ゴミを多く貯められますので、たくさん掃除したい方、安定したパワーの掃除機を希望する方にはおすすめです。
性能
コードレス掃除機の性能についても詳しくご紹介します。掃除機は、ヘッドのタイプを確認して購入することも大切です。パワーブラシ、タービンブラシ、床ブラシなどの種類があり、じゅうたんにはパワーブラシ、小回り良く吸わせるならばタービンブラシ、フローリングには床ブラシなどがあれば適しています。
また、吸引力も大事で、掃除機の仕様にある「吸込仕事率」を確認して購入するといいでしょう。周りへの騒音トラブルも考慮して静音性も確認するようにしましょう。一般的な掃除機は、70dB程度で、60dB台以下の掃除機は静音性の面でおすすめです。
ロボット掃除機
次に最近人気のロボット掃除機についてもご紹介します。ロボット掃除機は、特に床掃除をしたい時に部屋の汚れを自動認識して掃除してくれます。フローリング以外にも畳やカーペットでも使え、床掃除を自動で行うことができます。
自分がいない時に掃除ができているのは、忙しい一人暮らしの方におすすめです。
種類
最近では通常の吸引式以外に、床拭き式・水拭き式と拭き掃除ができる種類も登場しています。拭き掃除をしてくれますので、床のざらつきなどが気になる人は拭き掃除も任せられて便利です。
性能
ロボット掃除機の主なおすすめの機能は4つあります。衝突防止機能、段差検知機能、スマートフォン連動、自動ゴミ収集機能です。
壁や家具への衝突防止機能が付いているもの、そしてカーペットなどの段差を検知して乗り越えてくれる機能、またスマートフォンと連携して掃除の予約も可能な機能が優秀です。さらに、自動ゴミ収集機能が付いている掃除機は、掃除が終わると専用のゴミ箱にゴミを自動で捨ててくれます。
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あなたにぴったりな掃除機は？ 選ぶときのポイント
ここからは、具体的に一人暮らしのあなたにぴったりな掃除機をご紹介していきます。収納面やゴミ捨て、使いやすさ、吸引力、ライフスタイル、騒音などで選ぶのがおすすめです。
スティック型なら場所を取らずに使える
まず、スティック型のコードレス掃除機は、一人暮らしでも場所を取らずに置けていいでしょう。部屋が狭くて掃除機選びで悩んでいるなら、スマートに置けて、部屋の片隅やクローゼットの中に立てかけられるものがベターです。
ゴミ捨てがラクな紙パック式
ゴミ捨てが面倒だと思っている人は、紙パック式の掃除機がおすすめです。紙パックを入れるのは面倒ですが、捨てる際にそのまま捨てられて手が汚れません。ただし紙パックを購入するコストが掃除機とは別にかかります。
使い勝手で選ぶならコードレス式
使い勝手で選ぶならばコードレス式の掃除機を選んでみませんか？ 自分の好きな所を自由にかけることができて細かな部分も掃除ができます。ロボット式も自動で掃除をしてくれていいでしょう。
吸引力も確認しよう
一人暮らしで時間をかけずに早くきれいいしたい人は、吸引力の強い掃除機がいい選択肢となります。特にたたいて吸い込むヘッドタイプなどもおすすめです。
ライフスタイルに合わせた掃除機選び
掃除機は、ライフスタイル、自分の掃除習慣を考えて選ぶことが大切です。こまめによく掃除をする人は、スティック型コードレス掃除機、気になる部分を少しだけ掃除したい人は、ハンディタイプのコードレス掃除機が適しています。フローリングワイパーと併用する方法もあります。
また、週末にしっかりまとめて掃除をしたいならば、場所は取りますが、吸引力が高いキャニスタータイプがおすすめです。留守の時間などに掃除をしてほしい人は、ロボット型がいいでしょう。
一人暮らしなら騒音にも気をつけよう
一人暮らしの場合には掃除機の騒音にも気をつけなければなりません。夜や早朝の掃除が多くなる方やマンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる方は、できるだけ静音性の高い掃除機を選びましょう。ロボット掃除機は壁や家具にぶつかって音がうるさいこともあります。
気になった掃除機はお試しレンタルがおすすめ
ここまで、様々な掃除機の種類と機能をご紹介してきました。気になった掃除機は、実際に試してみるのが一番です。実際の自分の掃除習慣と合うのかを確かめてみてください。掃除機はたくさんの種類と機能がありますので、使ってみて、重さや使いやすさ、吸引力などを確認してみましょう。
ここでは掃除機をレンタルするメリットを紹介します。
購入する前に機能や使い勝手を試せる
レンタルで実際に使ってみると使い心地がよくわかります。あまり使わなかったり、使い心地が悪いため面倒に感じたりする掃除機もあります。不要になったら返せるのも便利です。
初期費用を抑えられる
最新のものを初期費用を抑えてレンタルできるのは有利なポイントでしょう。
自然故障なら交換・修理の対象に
レンタルでも自然故障ならば交換や修理の対象になる場合があります。レンタルはその点が心配と言う人も多いため、交換・修理を確認するといいでしょう。
購入とレンタル、どっちがお得？
購入とレンタルどちらがいいのかについては、長く使わない、使いたい時だけ使うならば、レンタルの方が初期費用を節約できてお得です。掃除機の購入費とレンタル料金を比較しますので、参考にしてください。
掃除機の購入費
掃除機の購入費は、購入した場合3万円が平均と言われています。ロボット掃除機などは高性能になるとさらに高額のものも多くなります。最新型は、特に購入すると高くつくでしょう。
掃除機のレンタル料金
掃除機レンタルの料金は、平均月額2,000～3,000円程度です。ただし、送料や事務手数料がこれに加わることもあるため、事前に確認してください。
レンタルサービスを選ぶときのポイント
レンタルサービスを選ぶ時のポイントについても詳しく見ていきます。
料金・期間
まず、レンタルをする際は、料金や期間をチェックしてください。1日単位で選べる場合や1ヶ月や6ヶ月など長期でレンタルできる場合があります。それぞれの利用頻度や期間によって選ぶといいでしょう。
また、最新機種の場合はレンタル料金も高額になりますので、短期間のお試しレンタルで使われるのが多い傾向です。
機能・種類
レンタルでも、コードレス型・ロボット型・キャニスター型などが揃っています。一人暮らしの場合で気になる、静音性やサイズ、集塵方法なども最初に細かくチェックするのがおすすめです。
保証がついているかどうか
レンタルを選ぶ際は、保証がついているかどうかもチェックしてください。使っているうちに故障した場合のことも考慮して、レンタルをしっかり活用しましょう。
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