SNSやネットで紹介され、出産準備で買う人が増えているというベビーワゴン。見た目も可愛くておしゃれでベビー用品をまとめて収納しておけるので何かと便利です。しかし、少し前までは使用している人は少なかったはずです。あったら便利なのか、なくても子育てできるのか疑問に思う方もいますよね。
今回はベビーワゴンのメリット・デメリットとおすすめ製品、ベビーワゴンを使わない場合の収納アイデアを紹介します。
ベビーワゴンがいる理由、いらない理由を紹介
ベビーワゴンは本当に必要かという疑問を解消するために、ベビーワゴンがいる理由、いらない理由についてご紹介します。
ベビーワゴンのメリット
まずはベビーワゴンのメリットについてご紹介します。
ベビー服や赤ちゃん用品をまとめて収納できる
ベビーワゴンは、キッチンワゴンなどを使用します。そこに、おむつやおしりふき、ガーゼ、着替え、ベビーローション、つめきりなど赤ちゃんのお世話に必要なものを入れておきます。どこになにがあるか探したり、他の部屋にとりにいったりする必要がなくなるという点では便利と言えます。
キャスター付きで移動が便利
キッチンワゴンはキャスター付きの製品が多くあります。キャスターがついていれば赤ちゃんがいる場所までベビーワゴンを運んでくれば良いため、赤ちゃんを連れて移動する必要がなく便利ですね。また大きなワゴンが置いてあるとお掃除もしにくいため、移動可能なキャスター付きをおすすめします。
立ったままのお世話がしやすい
キッチンワゴンはだいたい3～4段に分かれています。ベビーベッドに赤ちゃんが寝ていることが多い場合は、上の段におむつやおしりふきなどを準備しておきます。しゃがんだり探したりすることなく、立ったままでおむつ替えなどができます。ベビーベッドの上でするお世話に必要なものは上の段に入れておくという工夫をすれば、ママパパの負担も減らせるでしょう。
おしゃれで可愛い
キッチンワゴンにはデザイン性にすぐれた製品があります。色や形など自分好みに選べるので、オシャレで可愛いものを選べばママパパもお世話が楽しくなるでしょう。
ベビーワゴンのデメリット
次にベビーワゴンのデメリットについてご紹介します。
収納するものがあまりない
ベビーワゴンを使ってみたけれど、結局手元に必要なものはおむつ、おしりふき、おむつ用ごみ袋、ガーゼくらいだったという意見も聞かれます。それ以外の着替え、タオル、つめきり、綿棒などは1日に1～2回使うだけなので、収納しているところに取りに行くのもそれほど手間ではないようです。
定位置で動かす必要がない
赤ちゃんをお世話する場所は、ベビーベッドやべビー布団など決まった位置ですることが多くなります。お世話する場所が決まっているのであれば、わざわざキャスターでベビーワゴンを動かす必要がなくなります。赤ちゃんもベビーワゴンも動かすならば、ベビーワゴンをお世話する場所の近くに置いておいた方が早いですよね。
赤ちゃんが動くようになると危険
赤ちゃんが動くようになると、危険なことも出てきます。特につかまり立ちを覚えたら大変です。赤ちゃんは何が危険かは自分では判断できない上に、何度言ってもまだ理解することもできません。ベビーワゴンにつかまると、一緒に倒れてしまう危険があります。
またキャスターのストッパーがはずれてしまっていたら、一緒に動いてしまい危険です。また、ベビーワゴンはオープンになっているため、赤ちゃんが中身を出すといういたずらをする場合もあるようです。しまっても出す、しまっても出すという事態になりかねません。
置くスペースがない
そもそも大きいワゴンを置くとスペースをとるため邪魔になってしまいます。赤ちゃんと過ごす部屋が広くない場合は、ベビーワゴンを動かすメリットもなくなってしまいます。
また、赤ちゃんが大きくなったら、本来のキッチンワゴンとして使用する方やおもちゃ入れにするという声もあります。しかし結局オープン収納なので赤ちゃんが不用意に中身をとり出すという事態にかわりはありません。さらに、キレイに収納しないとオシャレな雰囲気は出ません。赤ちゃんのいるご家庭では使い方が難しいですね。
ベビーワゴンがおすすめな人は？
ベビーワゴンがおすすめな人はどんな人でしょう。まずベビーベッドなど高い位置でお世話する人です。次に、赤ちゃんをお世話する部屋が広くベビーワゴンが邪魔にならない、必要なくなったら別の部屋に置ける人です。
また、赤ちゃんをお世話する部屋にあってもサークルなどでうまく囲って、けがをしない環境がつくれる人です。自分の生活環境にあわせて使用しましょう。
ベビーワゴンの代用アイデア
ベビーワゴンがなくても代用できるものはあります。おむつ用品を出しやすくしておけば良いと考えれば、おむつストッカーで十分です。仕切りがついているためおむつやお尻拭きが入れやすく、ポケットがついているため小さな爪切りなども入れやすくなっています。
ベビーワゴンだと、自分で仕切りをつくらなければいけないので、小さいものを収納するのならおむつストッカーの方が便利です。また手提げになっているので、移動も便利です。それ以外にも、おむつ用品だけであれば、100円ショップのバスケットなどでも代用できます。
おすすめのベビーワゴン
ベビーワゴンを使いたい場合は、その後の使用方法も考えて購入しましょう。おすすめのベビーワゴンをご紹介します。
イケアのベビーワゴン
イケアのベビーワゴンはデザインがすっきりとしていて、人気があります。真ん中のバスケットの取り付け位置をかえられるので、その後の使い方の幅が広がります。
アイリスオーヤマのベビーワゴン
アイリスオーヤマにはスリムなワゴンがあるため、部屋が狭い場合はおすすめです。また、木の天板をのせればミニテーブルとしても使えうことが可能です。
本当にいる？ いらない？ 家庭や生活シーンにあった収納方法を選ぼう
ベビーワゴンの便利さは使う生活環境によって変わります。代用のオムツストッカーはコンパクトで収納力も抜群です。ベビーワゴンの購入を迷っている方は、オムツストッカーも検討してみてはいかがでしょうか。また、ベビーワゴンを使用する場合は、赤ちゃんの成長にあわせて使い方や管理の仕方を変えていきましょう。
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