空調・季節家電

【2022年】除湿機の選び方とおすすめの機種を紹介!

梅雨時期の除湿に活躍する除湿機ですが、近年はほとんどの機種に衣類乾燥機能が搭載されています。雨の日の部屋干しはもちろん、花粉、PM2.5や黄砂などが付着するのを防ぐために年中部屋干しをするという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、除湿機の選び方とおすすめ機種についてご紹介します。

「梅雨時期の除湿に使いたい」
「衣類乾燥機能で部屋干しを快適にしてくれる機種がほしい」

など、自分にぴったりの除湿機を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

除湿機とは

除湿機とは、部屋の湿度を下げるために使う機器です。日本では梅雨時期になると室内の湿度が80%を超えることも珍しくありません。湿度が70%を超えるとカビやダニが発生しやすくなり、皮膚炎、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を引き起こすおそれもあります。

除湿機を使えば、部屋の湿度を一定に保つことができ、カビやダニが原因のアレルギー症状を防ぐのにも役立ちます。また、最近は衣類乾燥機能を搭載した機種がほとんどになってきており、「衣類乾燥除湿機」と呼ばれることもあります。

除湿機の種類

除湿機は除湿方式によって3つのタイプにわけられます。1つ目はコンプレッサー式、2つ目はデシカント式(ゼオライト式)、3つ目はハイブリッド式です。

ここからは各方式を1つずつ解説していきます。

コンプレッサー式

コンプレッサー式は、エアコンの除湿機能と同じ方法で除湿を行うタイプです。吸気口から取り込んだ空気を冷やして、空気中の余分な湿気が水滴となってタンクに溜まる仕組みです。他のタイプと比べて除湿量が多く、ヒーターを使わないので電気代が安いこと、室内の温度上昇が少ないというメリットがあります。

しかし、振動音が大きいので就寝時の利用には向かない、本体が大きく重い、気温が低い冬は除湿力が落ちるというデメリットもあります。夏場や梅雨の暑い時期の除湿に使いたい方におすすめです。

デシカント式(ゼオライト式)

デシカント式(ゼオライト式)は、ゼオライトと呼ばれる乾燥剤に空気中の水分を吸着させて除湿を行うタイプです。吸着した水分をヒーターで温めて気化させ、再び熱交換器で冷やして水滴となってタンクに溜まる仕組みです。デシカント式の除湿機は、振動音が小さく、本体もコンパクトで軽いというメリットがあります。

しかしヒーターを使うので電気代がかかること、部屋の温度が3℃〜8℃程度上昇するので夏の使用には向かないというデメリットもあります。冬の結露防止に使いたい方におすすめです。

ハイブリッド式

ハイブリッド式は、コンプレッサー式とデシカント式両方の機能を合わせたタイプです。夏は温度上昇の少ないコンプレッサー式、冬はヒーターを使うデシカント式と切り替えるので、ランニングコストが抑えられ、室温に左右されずしっかり除湿できるというメリットがあります。

ただし本体サイズが大きく、価格も高くなりがちなのがデメリットです。除湿や衣類乾燥に1年を通して使いたいという方はハイブリッド式がおすすめです。

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除湿機の選び方

除湿機の選び方のポイントを4つご紹介します。

除湿の能力

選び方1つ目のポイントは「除湿の能力」で選ぶことです。除湿能力とは1日あたりの除湿量で表されます。除湿能力が高いほど部屋をすばやく除湿したり、たくさんの衣類を速く乾かしたりすることができます。

大人数の洋服を部屋干しするなら、除湿能力が高い機種を選ぶようにしましょう。ただし除湿能力が優れているほどサイズが大きく、価格も高くなる傾向があります。

使用する部屋の大きさ・種類

選び方2つ目のポイントは「使用する部屋の大きさ」で選ぶことです。お部屋の除湿に使いたい場合、除湿可能面積が部屋の広さより少し大きいものを選ぶと除湿効果を実感しやすくなります。

また、木造・プレハブ・鉄筋で除湿可能な面積は異なり、木造住宅は気密性が低いため除湿可能面積が小さくなっています。使用する部屋の大きさや種類に合わせて適切な除湿機を選びましょう。

排水タンクの容量

選び方3つ目のポイントは「排水タンクの容量」で選ぶことです。排水ランクの容量が大きいものほど長時間稼働させた水を溜めておくことができ、こまめに排水する手間がなくなります。外出時に部屋干しをする場合でも、タンク容量が大きければ途中で止まることがなく安心です。

ただしタンクの容量が大きければ、満水時にタンクを運ぶのが大変になります。持ち手が付いていて運びやすいかどうかもチェックするとよいでしょう。

お手入れのしやすさ

選び方4つ目のポイントは「お手入れのしやすさ」で選ぶことです。お手入れが必要になるのは、空気を取り込むときにホコリがたまるフィルターや常に水で濡れている排水タンクです。フィルターの交換時期の目安や排水タンクの洗いやすさなどをチェックしておきましょう。

また、本体内部の湿気を乾燥させて、カビや雑菌の繁殖を防ぐ「内部乾燥機能」がついている機種を選ぶのもおすすめです。

一年中活躍する! 人気メーカーのおすすめ機種

最後に人気メーカーのおすすめ除湿機を3つご紹介します。

家中持ち運べるハンドル付き ナノイーで除菌もできるパナソニック|F-YZVX60

パナソニックのF-YZVX60は2.5人分の衣類乾燥が可能なデシカント式の衣類乾燥除湿機です。片手で持ち運べる軽量設計で、家じゅうのクローゼットや洗面所、浴室など手軽に除湿することができます。

デシカント式のデメリットである電気代を抑えてくれる省エネモードや、自動停止機能も搭載。パナソニック独自のナノイーで部屋干し臭を防ぐほか、「花粉ケアモード」、衣類についたタバコや食べ物の臭いもケアする「ニオイケアモード」なども便利です。

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プラズマクラスター搭載で部屋干し臭も抑える シャープ|CV-P180

シャープのCV-P180は除湿力が高いコンプレッサー式の衣類乾燥除湿機です。湿度に応じて除湿と空気浄化を自動で切り替える「カビバリア運転」を搭載しています。衣類乾燥モードでは、左右ワイドと上下広角の2つのスイングでさまざまな干し方に対応。シャープ独自のプラズマクラスターが生乾き臭やニオイ戻りをしっかり抑制してくれます。

トップクラスの除湿力で衣類乾燥力に優れる 三菱電機|サラリPro MJ-P180TX

三菱電機のサラリPro MJ-P180TXは大容量のコンプレッサー式衣類乾燥除湿機です。7畳のお部屋を約19分ですばやく除湿でき、ふとんやカーペットの湿気も除湿可能。低温時には冬モードで室温1℃からでも除湿が可能です。

衣類乾燥時にも6Kgの洗濯物を一気に乾かすことができ、低騒音運転の夜干しモードも搭載。空気中のウイルスや菌、アレル物質を抑制するトリプルバリアフィルターで、清潔に除湿・部屋干しをすることができます。

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除湿機を上手に活用して一年中快適に過ごしましょう

除湿機の種類や選び方、おすすめの製品を紹介しました。衣類乾燥除湿機は、梅雨の時期のお部屋の除湿だけでなく、冬場の結露やカビを防いだり、部屋干しを快適にしてくれたりととても便利なアイテムです。購入を迷っている方は、レンタルを利用してぜひ使い勝手を試してみてくださいね。

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